誰かのデスク ヴァーナside ページ10
「中々見つからねぇな…。」
あたしは一番最初に通った場所、プロジェクターの置いてある場所を見て回っていた。
ホントに此処、ガタガタうるせぇな歯車が…。
「……ん？あっちの方にも道ってあったか？」
見覚えのない入り口に恐る恐る入ってみると、少し開けた場所にデスクが置いてあった。
他と同じような設定画が乗せられていて、地面は資料が散らかり放題だ…おいおい、片付けくらいしろよ。
「にしても、コイツの顔…何となく不気味だよなぁ。」
デスクの上に置いてあった資料の一つをてにとってマジマジと見ていると、あたしはある事に気がついた。
「……ベン…ディ…？」
インクで汚れていたり、文字が掠れがかっているが…アイツの顔の下にそう書かれていた。
アイツの名前はベンディっていうのか。
「………！なんか付箋付いてんな、この資料の裏。」
資料を裏返して、付いていた付箋をペリッと剥がすと其処にはこんなメモが書かれていた。
"ヘンリー、明日までにこの資料頼んだぞ"
仕事のやり取りのメモか…ん？
ヘンリー…ヘンリー…ヘンリー…。
「ああ！！？」
ヘンリー！！ベンディの奴が探してた奴じゃねぇか！？
ヘンリーってのは登場キャラクターじゃなくてクリエイターの方…つまり、ベンディの生みの親の一人って事か！！？
じゃあこのデスクはヘンリーのモンって事か！！！
「………一気に入ってきた情報量が多過ぎて頭が混乱してきたぜ。」
取り敢えず、コイツの名前がベンディって事と、ヘンリーって奴は人間で此処で働いていた…って事を、集まった時に皆に伝えてやれば良いか。
「次いでに其処のタンスも覗いて見て…って、あったな。」
タンスの端っこの方に、ベンディのぬいぐるみがチョコンと置いてあった。
此処に隠したやつ、いい性格してんな。
スッゲェ見つけ難いんだが？
「へぇ、でも結構ちゃんと作られてんだな。」
少し感心しながらあたしはベンディ人形を手に取った。
ﾌﾟﾋﾟｨｯ！
わりぃ、ちょっと欲しいと思っちまった。
普通に可愛いぞコレ？
何でそこに隠すんだよ！ ラブside→←謎のレコーダー レッドside
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くらげ丸(プロフ) - メガさんさん» ……！？そ、それは凄いですね！！！ (2018年10月5日 22時) (
レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
メガさん - なんだろうまだ物語読んでないのにテンションMAX (2018年10月5日 18時) (レス) id: a26398fa33 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 闇鍋ソースさん» ｻﾐｨｨｨｨｨｨｲｲｲｲ!!!! (2018年10月5日 8時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - mk猫さん» ラブ「変態だって！？野郎ども急所を蹴りあげろ！！」 (2018年10月5日 8時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - 変態サミーは思ったであろう「うわにこの美人さんいけにえにするより嫁にしたほうがいいんじゃないか？」…と (2018年10月4日 18時) (レス) id: c3d1155458 (このIDを非表示/違反報告)
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