finalstage☆告白タイム！ ページ16
「さ、この海岸で練習しましょう！」
あれからグチグチうるさいワイン達から逃げてきたAだよ！
こ、こ、こ、こ…これからサンズさんに告白される(練習です。)なんてぇぇえ…////！！！
ヤバいヤバい！！この場所マジで最高でしょ！！！
夕焼けで海岸とかロマンチックの塊だわ！！！！
「………あのよ…お前さんは…良いのか？」
気まずそうにサンズさんが私に視線を送りながらそう言った…はて、なんのことだ？
「何がですか？」
「だから…まあ…オイラが他のヤツへの告白を練習する…だろ？お前さんはそれで…良いのか？」
「なーに言ってるんですか此処まできて！大丈夫ですよー！」(バシバシ！
「……ヴッ…；；」
あ、やべ…強く叩き過ぎたかも…。
迸る愛情が押さえきれなくって…てへっ☆
「絶対成功させるんですよ！そんなに気弱じゃダメですサンズさん！」
「……ああ…分かった、それじゃあ…言うな？」
スゥーッと大きく息を吸って静かに吐き出したサンズさんは、一度目を閉じてギュッと拳を握り締めた。
私は得体の知れない緊張感に心臓が痛い位高鳴って、無意識に背筋が伸びきっていた。
「オイラ、良く考えたんだ。お前さんにその…フラれた後も、やっぱり好きな気持ちは消えなくて…ヘヘッ…らしくないよな。分かってるさ、勿論…それでも諦めきれないんだ。可笑しな話だよな、諦めるのには慣れてた筈なのによ…。」
その一つ一つの口の動きや挙動に、私の胸がキリキリと締め付けられる。
あれ、何でだろう。
「だから、もう一度オイラにチャンスが欲しいんだ…お前さんを絶対に振り向かせて見せるから…必ず、幸せにしてみせるから…。」
あんなに舞い上がってたのに…全然嬉しくないや。
「オイラの気持ちを、受け取ってもらえませんか？」
…………あ……。
そっか、そうだよね。
だってサンズさんがずっと見てるのは私じゃないもんね。
今更なに気づいてんだろ、最初からそうだったのに。
私、本当に馬鹿だな。
「………A…？」
俯いてしまった私を不審に思ったのか、顔を覗きこんできたサンズさん。
「…………！！」
「……う、うぅ…しゅてき過ぎますぅぅ…きっとお付き合い出来ますよザンズざぁぁぁん"//////！！！」(ポタポタ
「な、何も…泣くことないだろ…；；！！」
「それ位素敵だったんですぅ…////！！」
ゴシゴシと目元を拭いながら私は内心驚いていた…何だ、私って意外と演技派じゃん。
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くらげ丸(プロフ) - サン（さっさん）さん» ハニ「お祝いすれば…イイと思うよ…。」 (2018年10月16日 22時) (
レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
サン（さっさん） - ムン｢えっとぉ…?(^^;)(;^^)これはお祝いすべきことかな?ぶち壊しにしたほうがいいのか…?｣←←← (2018年10月16日 20時) (レス) id: 2069e0c86c (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - オスカーさん» ラブ「頭いい人の言葉は分からない病気なんだ、私。」← (2018年10月16日 18時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 三日月リンさん» ハニ「なんで！！？」 (2018年10月16日 18時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 鉄切り歌さん» ラブ「私はサンズさんエンドが良い！…筈！」 (2018年10月16日 18時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
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