久しぶりに ページ22
「なあ、A。オイラこれからグリルビーズに行くんだが…一緒にどうだ?」
見回りから帰って来たサンズの言葉に、オイラ即答で行くと答えた。
「グリルビーズ…久しぶりに行くな、ヘヘッ…。」
「A、随分と楽しそうじゃないか。」
「まぁな、何せ向こうじゃもう3ヶ月位は行ってなかったもんでな…。」
ヘヘッと小さく笑い声を漏らすと、サンズは微かに目を見開いた。
なんだ?そんなに意外だったか?
「そんなに行ってなかったんだな…。」
「ああ、あっちじゃオイラ結構忙しいからな。」
おちおち酒なんて飲んでられなかったさ…まあ、一番の理由はそれじゃないんだが。
そう内心思いながらも、オイラは玄関のドアノブに手をかける。
「……ヘヘッ…"ボーン"っとしてる暇もなかったのか?」(ツクテーン!
「まあ、ツケは"コツコツ"と貯めてってたんだがな?」(ツクテーン!
ジョーク混じりに会話をしながら、雪を踏み締め歩いていく。
懐かしいな…この感じ、まるで元の世界に帰ってこれたような感覚に落ちいっちまう。
「A、お前さんは何を頼むんだ?」
「オイラは…そうだな、ポテトとビールを頼むとするさ。……そういうサンズは何を頼むんだ?」
「オイラは何時も通りハンバーガーとポテトを頼むさ。」
「そりゃ最高の組合せだな。」
「だろ?」
そんな風に会話をしていると、グリルビーズに直ぐ着いちまった。
「カウンター座ろうぜ、A。」
「ああ、構わないぜ。」
カウンター席に着くと、サンズが慣れた様子でオイラの分の注文までした。
グリルビーが何とも言えない表情(と、言っても目元だけしか分からないが。)でサンズにジットリと視線を送っている…お前さん、ツケだいぶ貯めてるな。
「……………。」(ゴトリッ
そんな事を考えながらボンヤリしていたら、目の前に冷えたジョッキが置かれていた。
「お、ありがとな。」
「……………。」(コクリ
静かに首を縦に振ったグリルビーを見て、私は一口大きくグビッ!とビールを飲んだ。
アルコールはやっぱり美味いな。
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mk猫(プロフ) - レミィ「お前もソウルレスか、、、」 (2018年10月14日 18時) (レス) id: a5d9075f7e (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 自衛隊員さん» 果たしてどうなのか← (2018年10月14日 14時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
自衛隊員(プロフ) - ハニー→ケチャップ→グリルピーって感じですかね。ディ「かもな。」 (2018年10月13日 22時) (レス) id: d960d22aa5 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 鉄切り歌さん» ケチャップ「ヘヘッ…いやいや、まさかなぁ?」 (2018年10月13日 19時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 闇鍋ソースさん» ハニーはいっつもこうなんだよなぁ(←お前次第だよ。) (2018年10月13日 19時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
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