ホラー君達と夏祭り ページ41
「落ち着いたかな、キラー君…?」
「……うんっ…。」
抱っこしていたキラー君の背中をポンポンと優しく叩くと、グリグリと頭を擦り付けてきた…猫みたいね。
「ホラー、金魚さんは貰えたんだ!もう泣くんじゃない!」
「………ウッ…。」
「お家で飼うんだろう?ほら、元気を出すのだ!」(ナデナデ
隣ではホラー君をシュガーが必死に宥めている…そっちは大丈夫そうね。
「………先生…。」
「どうしたのかな、マーダー君。」
「……俺、自分で取れなかった…けど…パピルスは喜んでくれるかな。」
「勿論だよ、マーダー君が一生懸命頑張ったんだもん。」(ナデナデ
「……そうか…。」
そう言うと、マーダー君は嬉しそうに目を細めた…三人とも、もう大丈夫そうで取り敢えず一安心だわ。
「………!先生、僕あれがしたい!」
グイグイと浴衣の袖を引っ張ったドリーム君の指差した先には、射的の屋台があった。
見れば、インク君もキラキラと目を輝かせている。
「………フフ…それじゃあ、やろっか。」
「やったー!ナイトメア、一緒にやろう/////!」
「……ばっ…!?急に引っぱるな!危ないだろ!」
嬉しそうにナイトメア君の手を引いて走って言ったドリーム君に、思わずクスクスと笑みを漏らした。
ナイトメア君も満更でもなさそうな顔しちゃって…可愛いなぁ。
「エラー…僕らも一緒に行こう?」
「………シカたナいナ。」
隣では、インク君とエラー君もギュッと手を繋いでいた。
エラー君は照れくさそうに顔をプイッと逸らしている…普段からじゃ想像つかないわ。
(よーし!僕、あのゲーム機当てるぞ!)
(……絶対に当たらないだろ。)
(そんなの分からないもん!じゃあナイトメアは何にするの?)
(俺はポッキー。)
(エラー…エラーは何にするの?)
(オレもポッキー。)
(ど、どうして…?)
((確実に当たりそうだから。))
49人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Undertale」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
stupid - 気長に更新を待と~ (2023年2月27日 22時) (レス) id: f2aba1d05a (このIDを非表示/違反報告)
名無しのアンテファン - 初めまして。マーダーの弟の呼び方をパピルスかファントムどちらかに統一しませんか? 多分パピルスなんだと思いますが、ファントムと呼んでいることもあったので...細かくてすいません。 (2021年1月4日 2時) (レス) id: 221642b7d6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - オスカーさん» アズゴア「……ヒッ…。」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 闇鍋ソースさん» アズゴア「えぇ!?そ、そんな事してないよ!!?」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - ヴァインズさん» アズゴア「……?」(ブルリ (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ