ドギー達とスイーツ巡り ページ32
「凄い…いっぱいあるわね、目移りしちゃうわ////!」
ガラスケース越しに見える、見た目も鮮やかで美味しそうなドルチェ達に私は目を輝かせた。
繊細な飾りつけがとっても素敵…!
「お気に召しましたか?マドモアゼル。」
「……!ミスティさん!」
「フフフ…お久しぶりですね、A先生。夏休みですか?態々私のお店へ来てくださって…とても感激です。」
そう言って微笑んだミスティさん…流石、巷で噂のイケメン店主。
これは女性の常連客が増えるのも納得だわ。
「……ミ、ミスティ…久しぶり…だね。」
「………!」(お久しぶりです!相変わらず美味しそうなドルチェ達ですね!)
「おや、お二人もいらしてたんですね…これはお邪魔してしまいましたか?」
クスクスと笑みを漏らすミスティさんに、二人は何故か頬を赤く染めていた…何故?
「そうだ、奥に席が丁度空いてますから、そちらにご案内致しましょう。」
此方です…そう言って、流れるような動作で私達を案内してくれたミスティさん…この人、本当に執事じゃないのよね?
手慣れ過ぎてて、逆に怖いわ。
「ドリンク置かせて頂きますね。」
「……え……待って下さい、こんな物頼んでないですよ。」
「おやおや、素敵なお嬢さんへのサービスですよ。」
「お嬢さんだなんて…私、これでも歳はいってる方なんですが…お世辞でも嬉しいですけど。」
「お世辞ではないですよ、A先生は私からしたらまだまだお嬢さんですとも。とっても可愛らしいですよ?フフ…今度二人きりでティータイムをご一緒したい位には。」
スッと目を細めて笑んだミスティさん…色気が、色気が凄い。
あんまりそういうのに慣れてないからか、私は顔に熱が集まるのを感じた。
「……ミスティ……からかわないで…Aの事…。」
「…………。」(コクコク
「フフフ…心配には及びませんよ、邪魔は致しませんからね?ただ、こんなに素敵なお嬢さんが居るのに口説き文句の一つも言わないのは失礼でしょう?」
では、ご注文の品を持って参りますのでお待ち下さい…クスクスと笑みを漏らしながら去って行ったミスティさんに、私取り敢えずドリンクを一口飲んだ。
爽やかなライムの香りが広がって、少し落ち着いた…気がする。
これ、とっても美味しいわね。
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stupid - 気長に更新を待と~ (2023年2月27日 22時) (レス) id: f2aba1d05a (このIDを非表示/違反報告)
名無しのアンテファン - 初めまして。マーダーの弟の呼び方をパピルスかファントムどちらかに統一しませんか? 多分パピルスなんだと思いますが、ファントムと呼んでいることもあったので...細かくてすいません。 (2021年1月4日 2時) (レス) id: 221642b7d6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - オスカーさん» アズゴア「……ヒッ…。」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 闇鍋ソースさん» アズゴア「えぇ!?そ、そんな事してないよ!!?」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - ヴァインズさん» アズゴア「……?」(ブルリ (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
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