ドギー達とスイーツ巡り ページ31
スニーカーに足を入れ、トントンと地面を蹴ってから私は玄関の扉を開け外に出た。
今日はとってもいい天気だわ…お出掛けするには丁度良いわね。
「さて、早く行かないと…ドギー達の事だからもう着いてるわよね。」
早足に時計を確認しながら、私は歩いていった…これなら15前位には着けそうだわ。
待ち合わせの場所に着くとやっぱり二人の姿があった。
私は苦笑いを浮かべながら、二人に近づいて声を掛ける。
「お待たせ、二人とも。待たせてごめんなさい?」
「………!A…ねぇ、マネーに何かされなかった!」
「…………!」(A!正直に言って!)
「ちょ、ちょっと二人とも…どうしたのよ…;;;」
ガシッと肩を勢い良く掴んできたドギーと殴り書きしたメモを見せるコーヒーの気迫に、思わず後退ってしまった。
マ、マネー…あなた…また何かしたの?
「大丈夫だってラインでも返信したでしょ?心配し過ぎよ、二人とも。」
「………だって…あんな水着きるなんて…思ってもなかったから…。」(ボソッ
「………。」(コクコク
「…………?」
ボソボソと何か言っているドギーに、真顔で何度も頷くコーヒー…良くわからないけれど、何となく怖いわ。
「もう、そんな事より早く行きましょうよ…ね?」
「………ヒャッ…/////;;!?」
「…………////!!?」
ドギーとコーヒーの手と片手ずつ手を繋ぎながら、私は少し強引に進んでいった。
だって、私朝から楽しみにしてたんだもの!
時間は有効に使わなくちゃよね?
「………う、うぅ……Aと……手、手を……繋っ…/////;;」
「…………////;;」(カァァァァ…
……しておいて言うのもなんだけれど、二人とも初すぎない?
(……二人とも、もう手…離しましょうか?)
(そ、それはダメ/////;;!)
(…………////;;!)(ブンブン!
(わ、分かったから!コーヒーもそんな勢い良く首を横に振らないで…!)
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stupid - 気長に更新を待と~ (2023年2月27日 22時) (レス) id: f2aba1d05a (このIDを非表示/違反報告)
名無しのアンテファン - 初めまして。マーダーの弟の呼び方をパピルスかファントムどちらかに統一しませんか? 多分パピルスなんだと思いますが、ファントムと呼んでいることもあったので...細かくてすいません。 (2021年1月4日 2時) (レス) id: 221642b7d6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - オスカーさん» アズゴア「……ヒッ…。」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 闇鍋ソースさん» アズゴア「えぇ!?そ、そんな事してないよ!!?」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - ヴァインズさん» アズゴア「……?」(ブルリ (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
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