マネー達と海水浴 ページ23
「おお!凄いぞマネー!見てみろ/////!」
「確かに、結構綺麗な所だねぇ。」
ピョンピョンと嬉しそうに跳ねるグレープ君をあしらいながら、マネーがそう呟いた。
「いっぱい来てるもんだねぇ…夏休みだから?…皆元気なもんだよぉ…オジサン、もう疲れちゃったもん…。」
はぁー…と大きく息を吐きながらいそいそとパラソル等を設置し始めたスプーキーさん…ア、アロハシャツ…似合ってますよ!
「よーし、これで完成…それじゃあ僕は此処に居るから皆はいっぱい楽しんでおいでねぇ…。」
何かあったら此処にくるんだよぉ?と言いながら、サマーベッドに寝っ転がってサングラスをかけたスプーキーさん…なんか、こう。
なんて言ったら良いのかしらね?
「取り敢えず、Aちゃんは水着に着替えてきたらぁ?僕はもうズボン脱げば平気だしさぁ。」
「そうね…じゃあ、着替えてくるわ。」
そう言って私は更衣室の方へと歩を進めた…憂鬱だわ、アレを着なくちゃいけないだなんて。
「お、お待たせ…マネー…。」
「もー、待ったんだよA…ちゃ……ん……。」
振り返ったマネーが、大きく目を見開きながらピタリと動きを止めて固まってしまった…まあ、そういう反応になるわよね。
本当に、年相応の格好をすべきだったわ…あの時ちゃんと断っていれば…。
何だか周りからも視線を感じるし…分かっていれど、似合っていないのかと改めて自覚させられると何だか虚しい気分だわ…。
「ご、ごめんなさい…やっぱり似合わないわね、こんな格好…/////;;」
「……………。」(バサッ
「マ、マネー…////;;?」
何故か今度は真顔になりながら、マネーが羽織っていたパーカーを私に着せてきた。
しかも、しっかりとチャックを上まで閉めて…どうしよう…そんなに似合ってなかったの?
「Aちゃん、今日はずっとその格好ね。」
「……そ、そうよね…オバサンのこんな格好なんて…////;;」
「そうじゃないから、寧ろこのビーチで一番似合ってるし美人だから。だから絶対に着ててよね。」
良く分からないけれど、マネーの気迫に負けて私は何度も首を立てに振った。
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stupid - 気長に更新を待と~ (2023年2月27日 22時) (レス) id: f2aba1d05a (このIDを非表示/違反報告)
名無しのアンテファン - 初めまして。マーダーの弟の呼び方をパピルスかファントムどちらかに統一しませんか? 多分パピルスなんだと思いますが、ファントムと呼んでいることもあったので...細かくてすいません。 (2021年1月4日 2時) (レス) id: 221642b7d6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - オスカーさん» アズゴア「……ヒッ…。」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 闇鍋ソースさん» アズゴア「えぇ!?そ、そんな事してないよ!!?」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - ヴァインズさん» アズゴア「……?」(ブルリ (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
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