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エッジ達とショッピング エッジside ページ16

少し前を行く、ワインと談笑をしながら歩いているAの姿に我輩はまた胸をドキドキと高鳴らせた。

今日は本当に幸運な日だ。

プライベートでAと出掛ける事など、我輩は滅多にない。

基本的に我輩が必要最低限、外出しないのもそうだが…Aと出掛けるとなると誘うだけで緊張してしまう。

今度一緒に出掛けないか?その一言を言うだけだと言うのに、手に汗は滲み声を詰まる。

異常なまでの緊張感に襲われ、結局誘えないのが常だ…だからハニー達が正直羨ましくはある。

我輩もあれ位、素直になれれば良いのだが…。


「ねえ、エッジ聞いてた?」


「………!?な、何だ。」


いきなり視界いっぱいに映り込んできたAに、ソウルが飛び出そうになるのを何とか押さえて我輩は平常心を装って返事を返した。


「だから、お昼。この先にあるカフェでも良いかなって話をワインさんとしてたんだけど…。」


「我輩は何でも構わん、Aの好きな所にしろ。」


「エッジらしいな〜。」


そう言って、フフと笑ったAにまた胸がドキッと鳴る。

身長差もあり、我輩からしたら上目遣いにもなっている訳で…本当に辛い。

理性を保てている自分を褒めてやりたい限りだ。

今すぐに人気のない所へ行って、その白い肩に手をかけ腰を抱き寄せキスを送りたい。

きっとAの唇は柔らかいのだろうな…。


「ハハハ…若いことは羨ましくはあるが、上の空では困るぞエッジ?」


「…………!!」


いつの間にか隣に来ていたワインに背中を叩かれ、我輩はハッ!と我に返った。

な、なんて事を考えていたんだ…!


「まあ、気持ちは分かる…今日のAは何時もより女性としての魅力に溢れている。私も気が気ではないからな。」


「……すまない…少し、ボーッとしすぎていた。」


「怒っている訳ではないから安心してくれ、ただ余りそうしているとAが心配してしまうからな。」


そうだろう?と少し肩をすくませたワインに、我輩はそうだなとヤンワリ笑みを浮かべた。









(二人とも、遅かったけどどうしたの?)

(何、男同士で積もる話を少しな。)

(そうなんですか…?)

(まあ、気にするなA…そうだろう、エッジ?)

(ああ、大したことじゃないぞA。)

(………?まあ、なら良いけど。)

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stupid - 気長に更新を待と~ (2023年2月27日 22時) (レス) id: f2aba1d05a (このIDを非表示/違反報告)
名無しのアンテファン - 初めまして。マーダーの弟の呼び方をパピルスかファントムどちらかに統一しませんか? 多分パピルスなんだと思いますが、ファントムと呼んでいることもあったので...細かくてすいません。 (2021年1月4日 2時) (レス) id: 221642b7d6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - オスカーさん» アズゴア「……ヒッ…。」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - 闇鍋ソースさん» アズゴア「えぇ!?そ、そんな事してないよ!!?」 (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - ヴァインズさん» アズゴア「……?」(ブルリ (2018年11月20日 10時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くらげ丸 | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2018年10月2日 11時

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