私のヒーロー エピック(リクエスト) ページ16
※りんごっこさんリクエスト:モンスター主※
「よお、お前さん。そんな所で"ボーン"としてたら死んじまうぜ?」
眩い閃光と共に颯爽と現れ、ジョーク混じりにウィンクをしたその姿に私は一目惚れをした。
自分よりも遥かに小さい背中の筈なのに、誰よりも頼もしく大きく見えたのはきっと惚れ気のせいだけではないと思う。
「エピックさん、また来ました!」
「おー…brother、お前さんは暇人って奴か?」
「違いますよ、暇で来てるんじゃなくてエピックさんに会いたくて来てるんです!」
「…ヘヘッ…そりゃ中々素敵な口説き文句だな。」
まあ、散らかってるがあがってくれよ…なんて、軽くあしらわれる私。
本当に本気なのに…どうしてエピックさんには伝わらないんだろう。
「ほらよ、コーヒー。砂糖とミルクもバッチリ入ってるぞ?」
「ありがとうございます!」
一口コーヒーを流し込むと、ほんのりとした苦味がミルクと砂糖の甘さに溶けこんで凄く美味しい…流石エピックさん!
コーヒーを淹れるのも上手なんですね!
「毎日毎日、よく飽きないもんだなお前さんも…つまらなくないのか、オイラの所で座ってるだけで?」
からかった風に言うエピックさんに、私はいたって真剣にこう答えた。
「つまらなくないです、だって好きな人とはずっと一緒に居たいですし。居れるだけで私、幸せです!」
「…………oh…。」
「あ、すみません迷惑ですよね…エピックさんからしたら私なんかに好意寄せられて。でもエピックさんは私の中で誰よりもヒーローでカッコよくて…えへへ…。」
自分で言ってて気恥ずかしくなり、頬を掻きながら私は視線を逸らした。
「………brother…本気で言ってたのか?今までのも全部?」
「当たり前ですよ、私、冗談言えるほど頭柔らかくないですし。」
「……あー…そうか…そうか、ヘヘッ。」
そう言いながら額を押さえてブツブツと何か言っているエピックさん…頬がピンク色に見えるのは気のせいなのかな?
君を拐ってしまおうか キング→←立ち止まるには遅すぎた マーダー
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もちもっちの大福(プロフ) - すげえ遅いのですがコメントします。わしはロッテじゃないがパイの実派だ。サクサクしてて美味しい?パイの実もそうだわ(殴 え?ポッキー?ワタシソンナノシラナイヨ。後たけのこの里かきのこの山かだって?エラーくん推しだが、わしはどっちかというときのこの山派。 (2019年8月3日 22時) (レス) id: e59fb2cb65 (このIDを非表示/違反報告)
とおりま→(プロフ) - くらげ丸さんの書く小説大好きです!よければコーヒー君のヤンデレを…。 (2019年4月17日 23時) (レス) id: a92352fe21 (このIDを非表示/違反報告)
タヌポン(プロフ) - めっちゃくちゃ面白いです!!fellswap goldのワインが好きなのでまた,書いてください!!更新頑張ってください! (2019年3月13日 1時) (レス) id: 95e2f45502 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - ブラアブ×Δさん» すみませんが、伝説どうこうは私の知らない事ですので…私も普通に接したいとは思ってますよ。 (2018年11月3日 21時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ丸(プロフ) - ブラアブ×Δさん» 楽しそうに話してるのは、楽しいからですね。それとノワブラさんに関しては、そういう対応をしなければいけないような事態になってしまったからです。 (2018年11月3日 21時) (レス) id: 1bdc3befa6 (このIDを非表示/違反報告)
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