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第四十二話:覗き見。 〜イギリスside〜 ページ47

〜イギリスside〜

イタ「Aちゃんの好きな人、日本じゃないと思うんだ」

…………… は?

おい、どういうことだ、イタリア。

お前たちを追って会場出て、校舎裏に辿り着いてみれば…。

なんでお前がAの好きな人(違うらしいけど、というか絶対違うけど)を知ってんだ!?

……………千、いや、一万歩譲ってそれは別に良いとして、だ。

本当は全然良くないけど。

大体、AもAだ。

なんで他の誰かじゃなくて日本!?

兄妹なんだろ!?

…少なくとも、今は。

ああっ、くっそ、意味わかんねぇ!

貴「……覗き見とは…趣味悪いな。自称紳士の癖に。」

グサッ!

貴「今、私は気が立っているのだ。これ以上、不快にさせないでくれるか?」

イギ「…気付いてのかよ。……ハッ!」

それなら。

イギ「それなのにイタリアにあんなこと言わせて、お前の方が趣味悪ぃぜ?」

勝機は幾らでもある。

貴「………成る程。一理くらいはあるな。でも……。」

でも?

貴「お前はいつだって、本音を言わない。…まあ、私もなのだが…ね。だから……。

お前の方がよほど下衆なのだよ。」

…ムカつく。普段はそれなりに綺麗な言葉を使う分、落差が酷い。

イギ「お前の罪、教えてやるよ。

お前はいつだって、自分一人で闇を抱え込むんだ。悪い癖だな」

貴「ならば私も教えてやろう。お前の罪は……。

いつだって大事な事を忘れることだ。」

忘れる…?

イギ「例えば何だよ?」

貴「………“もう独りになんかさせない。してやらない。”」

それは!?な…ぜ?

貴「…結局、それを別の人に言われたから、着いて行っただけなのだよ。アーサー。」

あれ?「アーサー」?

貴「お前が私に最初に教えたのは、紅茶の美味しい淹れ方だった。

次はクイーンズイングリッシュ。

最後が…私が、存在して良いという事。」

全てのモヤが晴れて、スッキリした気がしたその瞬間。

モヤが隠していた不穏な黒雲が現れた。

貴「バーカ。」

ああ、そうだ。中国とロシアの狭間に見つけた、俺の、俺だけの…“妖精”

イギ「やっと見つけた…!“紅い華の妖精”!」


作)…つまり、パソコンが使えなかった。orz

第四十三話:紅い華の妖精。 〜イギリスside〜→←第四十一話:見えた。 〜????side〜


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設定タグ:ヘタリア , 満州 , ローザ   
作品ジャンル:アニメ
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ローザ(プロフ) - 花さん» 私もこれを書こうと思ったきっかけは歴史の授業の満州事変ですw (2012年11月29日 19時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - 花さん» あー…、かもですね…。連載中の時も日中関係がいざこざしてたりはしたんですが、最近ほどではなく…。もう完結している作品とは言え、一応気を付けた方が良いですね。ご忠告ありがとうございます・ (2012年11月28日 19時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - サクッチさん» 明後日。 (2012年8月30日 14時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
サクッチ - wwローちゃんの学校は何日からなの? (2012年8月30日 14時) (レス) id: 539d022086 (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - サクッチさん» …ま、そういうことだww 全力で同意しようwww (2012年8月29日 19時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百合音/ローザ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/roza/  
作成日時:2012年1月29日 12時

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