第三十九話:Shall we dance? 〜イギリスのターン!〜 ページ43
〜イギリスside〜
曲が流れ出し、胸に置いていた手を、Aに差しだす。
俺は紳士だからな!べ、別にAが淋しそうだったからとかじゃねーぞ!
あくまで、いや、絶対に俺のためだ!!
貴「えと…。こう?」
俺の手にそっとAが自分の手を置いた。
イギ「よし!ほら、立て!座ってばっかじゃつまんねーぞ!」
貴「あ、ちょっ!」
お受けします、って言ったのはAの方だからな!文句は言わせねー!
そんなことを思いながら、俺は結構この状態を楽しんでいることに気付かず、
イギ「Shall we dance?」
なんて言ってみたりした。
貴「…そんなに踊りたかったのか?あーさー。」
んなっ!!
イギ「そんなんじゃねえ!断じて違うんだからな!馬鹿ぁ!!///」
貴「馬鹿と言われる筋合いはない!」
だああっ!なんなんだよ!……あれ?
イギ「A、お前さっき踊れないって…」
貴「ああ。意外とできるもんだな。今度ふらんしすにもお礼をしておかないと。」
イギ「なんであんな髭野郎に!!」
貴「ふらんしすにダンスを教えてもらったから。」
まさか!
イギ「それ以上のことを教えられてなんかいないな!!??」
貴「どういう意味だ?…途中で教わるのやめたし。」
なんだ…って、安心してる場合じゃねえ!髭野郎が来そうな予かn…。
フラ「何、イギリス?あ、もしかして〜。
Aちゃんに、なんかいかがわしい事でもしようとしてたの〜?」
イギ「違ぇよ!なんで紳士の俺がAに手え出さなきゃならねえんだよ!!」
フラ「い〜い、Aちゃん。男なんて一皮剥いたらみ〜んなケダモノなの。わかる?」
って聞いてねーし!いつのまにかAを洗脳してやがる!
イギ「聞けよ馬鹿!!」
貴「……逆じゃないか?」
は?
貴「ロシアじゃみんな、獣の皮を纏っていたぞ。寒いから。」
…もしかしてA、天然?
フラ「もしくは世間知らず?箱入り娘?」
貴「?…だから、さっきから何の話をしてるんだ?」
イギ「……とりあえず、フランスの言ってるケダモノは、物理的な意味じゃないぞ」
フラ「大丈夫!お兄さんがつきっきりで優しく教えてあ・げ・る❤」
ゾワッっと、背筋が凍る。
イギ「気持ち悪ぃ!お前Aから離れろ!!」
フラ「乱暴だなぁ、やーい、イギリスの元ヤン!みんな聞いて!イギリスは元ヤンなんだ!!」
ばっ!
イギ「うるせえ黙れ!!」
貴「?」
……Aが意味わかってなくて本当に良かった。
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ローザ(プロフ) - 花さん» 私もこれを書こうと思ったきっかけは歴史の授業の満州事変ですw (2012年11月29日 19時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - 花さん» あー…、かもですね…。連載中の時も日中関係がいざこざしてたりはしたんですが、最近ほどではなく…。もう完結している作品とは言え、一応気を付けた方が良いですね。ご忠告ありがとうございます・ (2012年11月28日 19時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - サクッチさん» 明後日。 (2012年8月30日 14時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
サクッチ - wwローちゃんの学校は何日からなの? (2012年8月30日 14時) (レス) id: 539d022086 (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - サクッチさん» …ま、そういうことだww 全力で同意しようwww (2012年8月29日 19時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百合音/ローザ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/roza/
作成日時:2012年1月29日 12時