第三十七話：誤解。 ページ41
数日後。
貴「えりざ、誤解の解き方を教えてくれ。」
ハン「は？」
緊急はろうぃんぱーてぃーまであと数日。
数日の間、頭の中を整理し続けていた。
そして、よくよく考えてみると、いろんな誤解が、しかも悪い方向に。
というわけで、おそらく楽しいであろうぱーてぃーの前に誤解を解いておこうというわけだ。
ハン「何をいきなり。誤解なんて作らなきゃいいのよ！」
正論だ。だがしかし。
貴「えりざにも誤解されていることがあるから。」
そう。るーむめいと？同居人？として、あまり誤解は残しておきたくないのだ。
ハン「ええ！？嘘でしょ！？私がいつどこで何を誤解したっていうのよ！？」
えっと、これは、ましんがんとーく、というやつか？
貴「答え、一か月ほど前、菊兄の家で、あの本のこと。」
ハン「………え？あの、無理して話す必要はないのよ？」
……それがだな。
貴「あれは人為的な…。菊兄の上司が私を操り人形にするためのしすてむ？っていうか。」
隠されていたのは事実だけど、勘付いてはいた存在。
ハン「え、だって、なんか書かれてるって…」
貴「ああ。昔の私の記憶をいつでも操れるように、ってことだよ。
まあつまり…。あんまり気にする必要はないってことだ。」
ハン「ふうん。てっきり、Aに何か障害的な何かがあるのかと思ってたわ！」
あ。なるほど。
貴「こうやって誤解を解けばいいのか。」
ハン「ちょっと。A、私の事は無視なの！？」
……。
貴「じゃあ行って来る！」
ハン「ちょっとーーー！？」
えっと…。あ、いた。
貴「……ふぇり！」
イタ「ﾋﾞｸ)え、え、何、Aちゃん？」
……やっぱり悪い方向に考えてるな。
貴「あの、この前話したこと…。」
イタ「ﾊｯ)駄目だよ、Aちゃん！そんなの！！」
貴「あ、いや、そうじゃなくて。」
イタ「え？」
えーーっと。
貴「だから。別に死ぬ気はないぞ？最初から。」
イタ「だ、だって逃げてたじゃん！」
貴「それは、本当に追求から逃れたかった、というか。」
イタ「ウヴェ…」
ああ。なんか落ち込んだ。え、どうしよう。
貴「えっと、だから…。」
ただ、あの「世界」を思い出したくなかったっていうか。
なんて言えないし。えっと…。
イタ「……そっ、か。なら、いいよ！」
え？
イタ「ごめんね、俺が勝手に誤解してたんだね！ありがとう、Aちゃん！」
なぜかお礼を言われた。
なぜか………顔が熱くなる。
第三十八話：Trick or Treat？→←第三十六話：深紅の闇。
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ローザ(プロフ) - 花さん» 私もこれを書こうと思ったきっかけは歴史の授業の満州事変ですｗ (2012年11月29日 19時) (
レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - 花さん» あー…、かもですね…。連載中の時も日中関係がいざこざしてたりはしたんですが、最近ほどではなく…。もう完結している作品とは言え、一応気を付けた方が良いですね。ご忠告ありがとうございます・ (2012年11月28日 19時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - サクッチさん» 明後日。 (2012年8月30日 14時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
サクッチ - ｗｗローちゃんの学校は何日からなの？ (2012年8月30日 14時) (レス) id: 539d022086 (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - サクッチさん» …ま、そういうことだｗｗ 全力で同意しようｗｗｗ (2012年8月29日 19時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百合音/ローザ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/roza/
作成日時：2012年1月29日 12時
