学園ヘタリア★菊の妹。

第三話：何なんだよ、バカぁ！//　〜イギリスside〜 ページ5

おいおい！

何でこいつは今さっき転入してきたばっかだってのに、俺の事知ってんだよ！

貴「・・・考えてることは大体想像つくが、私が調べた貴方の情報は、

『連合国の主要国の一人』『Ｗ学園生徒会長』。

後は兄から教えてもらった、『つんでれ』『もとやん』『紳士』、

あと『眉毛』ぐらいだ。

それら全てを照合。

結果、貴方はイギリスらしい、

と割り出しただけの事。気にしないでくれ。」

いやいや！だから何自分で調べてんだよ！あと『眉毛』って！それに！

イギリス「なんだよ、『つんでれ』と『もとやん』って！

『ツンデレ』と『元ヤン』じゃないのかよ！？」

なんかこいつにため息吐かれた！メチャクチャムカつく！

貴「兄と同じことを言わないでくれ。

私的には同じことを言ったつもりなのだが、

なぜ毎回表記がかたかなからひらがなになるのやら・・・。

・・・不思議だ。

ところで・・・。」

ん？

イギ「ん？何だ？」

こいつ、よく見たら、結構可愛い・・・なんて！

思ってない！思ってないんだからな！！//

貴「ココアが冷めてしまう。飲んでも良いか？」

なんだ、そんなことか。

イギ「おう！当たり前だ！」

貴「ふ・・・。」

ってあれ？なんだこいつ？

・・・笑ってんのか？にしてはぎこちない笑顔だなー。

ハッ！まさか、俺、き、嫌われて・・・！？

いやいや、ただ不器用なだけかも・・・。

・・・・・・でもま、嫌われても仕方ねえか。

自分を消そうとした国の内の一つだもんな・・・。

貴「あ。」

うわぁ！？

イギ「な、なな、何だよ！ビックリすんだろ！！」

ったく・・・ビックリしたぜ。

貴「なぜ？

まあ良い。

…その、ありがとう。」

は？

イギ「何、感謝してんだ？

俺は憎まれて当然の事をした。

感謝されるような覚えは無い。

なのにどうして？」

そうだ、結局、邪魔なだけだった。

日本の操り人形―満州国。

認められるわけがない。

それでも、お前―。

貴「ココア好きだし。わざわざくれた。

ありがとうだ。」

あ・・・。

イギ「なんだ、それか。

べ、別に大したもんじゃないんだから、気にしなくても・・・//」

だ、だよな！

何期待してんだよ、俺・・・。

貴「あと、私を認めなかったから。

ありがとうだな。」

…あ？

元ヤンストップ！文字数がアレなんで、次回へ続く★

第四話：元ヤン発動☆　〜イギリスside〜→←うおおぉい！ちょっと待てぇええい！！

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