検索窓
今日:36 hit、昨日:2 hit、合計:33,605 hit

第三十五話:女子寮内。 ページ39

貴「……………。」

ハン「え〜〜っと、A?どうしたのよ?」

貴「……………別に。」

ハン「全く、もう。そんな辛気臭い顔されてたら、せっかくのパーティーが台無しじゃない」

ぱーてぃー?

貴「……何の話だ?」

ハン「あ、こっちの話よ!ゲームの!」

ふう…ん。

貴「…………………はぁ。」

ハン「ちょっと、本当にどうしたのよ?」

貴「………………………………ふぇりの馬鹿。」

ハン「え?」

貴「………………………………あーさーも馬鹿だ。」

だけど、一番馬鹿な事をしたのは私。

誤解されまくった。

ハン「えーーっと。

A、それは二人にフラグ立てたいっていう、意思表示なの?」

ふらぐ…。旗?

貴「さあ………な。」

時々、ハンg…えりざの言うことが、よくわからない。

そういえば、今、何時だろう?

ハン「午後六時四十六分と二十九秒よ」

………細かいな、おい。

ハン「まあね!…今日は、ゆっくり寝なさい。

なんかいろいろあったみたいだし。

あーあ。でも、こんなにAに頼りにされてないなんてなー、私、悲しい!」

貴「……頼りには、してるぞ?」

ハン「え?…A…!!」

さて、えりざが深夜てんしょんにならない内に、寝てしまおう。

貴「じゃ、おやすみ…。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


午前三時十八分五十秒。

貴「……さすがに早く寝すぎたか。」

えりざは…。

やりかけのげーむを「せーぶが完了しました」という画面のまま、放置して寝たらしい。

貴「それにしても………。」

考えないようにするために寝ていたというのに…。

昨日の、夕方の出来事。

イギr…あーさーが、明らかに苛立っていて、ふぇりは、何かに焦っていた。

なぜだろう………?

わからない。いや、わかりたくない。

気付いてしまったら、答えが出てしまったら、もう、戻れない。

心に錠を差して、扉を閉めた。

貴「大丈夫、大丈夫だ。私は、まだ…。

まだ、壊れない。」

第三十六話:深紅の闇。→←第三十四話:二人。 〜イタリアside〜


ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
設定タグ:ヘタリア , 満州 , ローザ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ローザ(プロフ) - 花さん» 私もこれを書こうと思ったきっかけは歴史の授業の満州事変ですw (2012年11月29日 19時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - 花さん» あー…、かもですね…。連載中の時も日中関係がいざこざしてたりはしたんですが、最近ほどではなく…。もう完結している作品とは言え、一応気を付けた方が良いですね。ご忠告ありがとうございます・ (2012年11月28日 19時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - サクッチさん» 明後日。 (2012年8月30日 14時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)
サクッチ - wwローちゃんの学校は何日からなの? (2012年8月30日 14時) (レス) id: 539d022086 (このIDを非表示/違反報告)
ローザ(プロフ) - サクッチさん» …ま、そういうことだww 全力で同意しようwww (2012年8月29日 19時) (レス) id: 1d6219482d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:百合音/ローザ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/roza/  
作成日時:2012年1月29日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。