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感情が出てくれた彼・時透無一郎 ページ1

最近、私の彼氏・時透無一郎さんの様子がおかしい・・

「A大丈夫?無理してない?」

「僕が持とうか?」

こんなに過保護・・・否、言っちゃ悪いがこんなに、優しかったっけ?

表情も温和というか、いつものクール系はどこえやら
なんか普通に甘えてくるし・・・


「ああ!そう言えば、時透君、過去を思い出したとかで、それで変わったんじゃないですか?」

しのぶさんのお屋敷で入院中の炭治郎君に聞いたら、なんでも刀鍛冶の里で上弦との戦いがあって
時透さんが過去を思い出したからだという


「俺も最初は時透君に冷たくされて・・でも、前よりもずっと優しくなりましたよね!」

笑顔で言う炭治郎君に何度も頷いてしまう

(そっか・・・・昔の事思い出せたんだ)

炭治郎君と別れると、辺は暗くなっていた

「そっかー、それじゃ、お祝いにご馳走でも作ろうかなー」

「誰に?」

後ろから急に声がして、振り向くとそこには時透君が立っていた

「普通に吃驚したよ!」

「これぐらい気配で分かるでしょ、それで、なんでAはなんで、胡蝶の屋敷から出てきたの?」

「炭次郎君のお見舞いと、なんか時透さんが変わったなと思って」

「ああ、それでか・・」

時透さんは家までの帰り道、自分の過去を思い出したことなど教えてくれた

「そっか、でも良かったね!きっと時透さんの家族も天国で喜んでるよ」

「うん、ありがとう」

ほわーと笑って話してくれる時透さんに、自分まで嬉しくなる

「今日はAの家泊まってもいい?」

その言葉にピシリと固まる自分
それまで、恋仲だった私達だが、接吻から先に進んだことがない
いや、と言うか、私はその先のことをよく知らないという方が正しいかもしれない
固まってる私を見て時透さんは苦笑いしながら

「ごめん、嘘だよ、じゃあ、また明日ね」

そう言って名残惜しげに手を振って歩いていってしまう
何故自分がそうした行動をとったのか分からないけれど、私は時透さんの袖をギュッと握って

「今夜は遅いし・・・その、えっと・・・泊まってく?」

したを向いたまま顔を真っ赤にして私はそう震える声でそう言った
今、時透さんがどういう顔をしてるのか分からないけれど、この握った袖だけは離したくないと思った


「うん、泊まるね」

静かな夜に、時透さんの声だけが響いた。

2・微ピンク→



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設定タグ:鬼滅の刃 , 夢小説 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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無一郎 - はじめまして。リクエスト良いですか?無一郎と夢主でピンクをお願いします。 (2020年11月21日 3時) (レス) id: 16e352d00b (このIDを非表示/違反報告)
きく猫(プロフ) - りなさん» こちらこそ、リク有難うございますヽ(*´∀`)ノ (2019年8月19日 5時) (レス) id: 3ef4a4676f (このIDを非表示/違反報告)
りな - きく猫さん» 書いてくださりありがとうございます!!凄く良かったです!!応援してます!! (2019年8月19日 2時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
きく猫(プロフ) - 美桜さん» リク有難うございます ^^) _旦~~頑張って書いてみます!載せる時は弐の方に載せたいと思います。 (2019年8月18日 17時) (レス) id: 3ef4a4676f (このIDを非表示/違反報告)
きく猫(プロフ) - 美桜さん» こちらこそ、有難うございます!ギャグにしようか迷ってたらお館様が大変な事になりました(;^_^A (2019年8月18日 16時) (レス) id: 3ef4a4676f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きく猫 | 作成日時:2018年8月13日 10時

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