第52話 ページ16
?「を奪いつくせ」
???「は!!」
とある場所で集まった7人の人間。
その中でもトップなのであろう、1人の男子生徒がそう発言すると残りの6人が返事をする。
すると
?「ああ、それと………1人気になる生徒がいる。その生徒を捕らえて僕の前に連れてきてくれ……名前は」
マ「シオンちゃん、シュークリームおいしーね」
「うん………(結局、マッシュくんの課題どうするんだろう……?)」
もっもっもっもっもっもっ
マンドラゴラから出来たシュークリームを味わいながらシオンは課題の魔法薬はどうするんだろうかと首を傾げるのだった。
それから翌日
シオン達の目の前に巨大な木々が並んでいた。
マ「ずいぶんうっそうとした森だ………」
ラ「今日の授業はここで行うと言っていたが」
マ「森ですること………キャンプ………?」
ラ「レジャーだろ、それは。ここは魔法学校だぞ」
マッシュの言葉にランスが冷静に突っ込んでいると、謎の声が森全体に響いた。
?「オレがNo.1!!オレがNo.1!!このオレ、ドット・バレットがこの世の主人公!!世界はオレを中心に回ってる!!」
マラ「「………………………」」
額にバンダナをつけた赤髪の男子生徒がそう叫んで大股で歩いてくるのを見たマッシュとランスが彼を凝視していると、その視線に気づいたドット・バレットが目を見開いた。
ド「なに見てんだコラァ!!」
マ「こわ……」
ラ「同じ寮の1年か……」
ド「あっつかテメェだな最近話題のキノコ頭っつうのは!!脇役みてぇな見た目してんなぁ!!」
マ「なんだこの人」
ド「だが今日からテメェは名実共に脇役だぜ!なんつったってこのオレが!」
ドットがマッシュに何か言いかけたその時だ。
タッタッタ!
「マッシュくん、ランスくん」
ド「!!?」
シオンが駆けてくるのを見て衝撃を受けるドット。
なにせ、今まで絡んでいた男に美少女が駆け寄りながら彼らの名前を呼んでいたからだ。
さらに
レ「マッシュくーん!あ、シオンちゃんも!」
「レモンちゃん」
キャイキャイ
ワイワイ
レ「マッシュくん、私は無理するつもりはないですけどマッシュくんは気をつけてくださいね」
マ「ありがとう」
フ「緊張するね」
「うん………緊張してる…」
ガタガタガタガタ!!
フ「シオンちゃん落ち着いて!」
ラ「落ち着けシオン。ゆっくり深呼吸するんだ」
「すーはー…すーはー…」
ラ「よしよし」
ド「……………」
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ユノン - 続きを楽しみにしてます (1月28日 21時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ(プロフ) - 続編!? (1月15日 0時) (レス) @page1 id: e06815e087 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続編おめでとうございます! (1月14日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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