星192 ページ6
寮生「学校に残ったのも悪くないな」
寮生「そうだな。こうしてお前らと過ごせるのも学園にいる間だけだし……」
寮生「なんか、悪い夢を見てたみたいだ……」
ジ「………………っ！」
ア「スカラビアのみなさんは占星術や古代呪文語が得意な方が多いのですね」
カ「砂漠の魔術師は『先読み』を得意としていたから、そういう魂の資質を持った生徒が集まりやすいらしい。オレはどっちも得意じゃないんだけどな。あっはっは！」
ア「砂漠の魔術師は、自然エネルギーが必要とされる占いを人工的な装置を用いて成功させたと聞きます。占星術が他の魔術に比べて体系化が早かったのは……先進的な考えを持つ彼の功績も大きかったのではないでしょうか」
カ「へぇ〜。やっぱグレート・セブンってすごいぜ！」
(へーこの世界ってそんな凄い人間がいたんだ。あれ？この前リドルが言ってたような気がする……)
グレート・セブンの話になり、以前リドルから軽く説明を聞いていた事を思い出しているとアズールが談話室に飾られた時計を見る。
ア「……おや、もうすぐ3時だ。もう少し勉強をしたら休憩をとりましょう」
「ぴちゅぴちゅ！(お菓子お菓子！)」
ア「はいはい、そんなに慌てなくてもお菓子は逃げませんよ。では一番課題が進んでいる僕が用意してきます」
ジ「俺も手伝おう」
ア「それは助かります。では行きましょうか、ジャミルさん」
「…………………………」
休憩と聞き、お菓子が出ると思ったステラがアズールにアピールをすると彼は彼女の言いたい事を察し、談話室から出ていこうとした。
アズールを見て、ジャミルも手伝うと申し出し共に談話室から去っていく姿をステラはじっと見つめるのだった。
ポテポテ
「ぴちゅ」
ジェ「どうしましたハナコさん？」
「ぴちゅぴちゅ」
ジェ「アズールがジャミルさんと出ていかれたんですね……なら、後は………」
「…………………………」
ジェイドにアズールとジャミルが動いた事を伝えると、彼はニヤリと怪しい笑顔を浮かべて終始楽しそうにしている。
ステラがその姿をじー……と眺めていると彼は今だと言わんばかりにその場から立ち上がったのだった。
ア「現時点で寮生の課題の達成度は前日比15％アップ。なかなかの成果です」
その頃、アズールは嬉しそうにスカラビア寮の廊下をジャミルと一緒に歩いていた。
ア「ユウさんたちからカリムさんが情緒不安定にあると聞いていたのですが……僕らが」
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みょみょ(プロフ) - やっべー..続き気になりすぎてやばいです！これからも頑張ってくださいいい！ (9月4日 23時) (
レス) @page8 id: e964d8a7a2 (このIDを非表示/違反報告)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて最高な作品です！！！これからも頑張ってください！！続き楽しみにしてます（＾ω＾） (8月30日 22時) (レス) @page7 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
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