星229 ページ45
熱々に炊けた具材が入っていて、とても美味しそうだった。
「わあ、具材がいっぱい！」
ロ「よし、一旦火止めるぞー」
カチッ
「ぱくっ！美味しい！」
ロ「うん！めっちゃうめえ！！」
ショ「確かに美味い………美味いんだが、1つだけいいか？」
全員「？」
ショ「これ…………どうする？」
ショットが指を指す先には氷漬けの武々男。
先程もちょろっと紹介したが、ステラがツイステッドワンダーランドに行く前に氷漬けにしてそれからずっと彼はドヤ顔をしたまま氷に囲まれているのだが、かなり邪魔でもある。
「わあ、なにこれ？」
ロ「え！？覚えていらっしゃらない！！？」
ポン！
ドラ「ステラ、可哀想に………コイツにされた事が嫌すぎて記憶を失ってしまうなんて……」
ロ「言いすぎだろ！？確かにいきなりプロポーズはどうかと思ったけど！！」
「え？ステラが氷漬けにしちゃったの？」
ショ「嫌だから忘れたとかじゃなくて、全く認知してないだけだったんじゃね？」
マ「ステラ〜武々男なんかほっといて鍋の続きしよ〜」
「ん〜………じゃあ、氷溶かしてあげる」
3人「「「え？」」」
周りがガヤガヤ言っていると、ステラはしばらく考えた後そう言って立ち上がる。
そして、武々男を包み込んでいる氷に優しく手で触れると氷からゆっくり溶けていき、気づけばびしょびしょの武々男がそこに立っていた。
ロ「おお！？すげっ………氷が完全に溶けてる！！」
ドラ「当然だ、ステラは我が一族の中で氷を自在に操る天才だ。氷で相手の身動きを封じる事ができるのはもちろん、氷を溶かすことも簡単にできるのだ」
ジョ「ヌン！」
ショ「なんでお前らがドヤ顔すんだよ」
武「あれ？俺、どうしてロナルドさん家にいんの？あ、ロナルドさんちーす！」
ロ「ちょっと前の記憶がなくなってる！？なに！この氷なんか特殊なの！！？」
ショ「まあ、変な騒ぎにならなくてよかったんじゃね」
武「あ、鍋ができてる。いただきまーす」
ドラ「本当、常識も何もない男だな」
ジョ「ヌーン………」
先程まで氷漬けにされていたはずなのにそれすら記憶がなく、普通に用意された鍋を見て躊躇なく食べ始める姿にドラルクとジョンは呆れた。
「元気でよかった。ステラ、貴方の事覚えてないけどいきなり氷漬けにしてごめんね」
武「！」
ド「ステラ、コイツに気を遣う必要はないよ。現に自分が氷漬けにされていた事にすら気づいてないみたいだしね」
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みょみょ(プロフ) - やっべー..続き気になりすぎてやばいです！これからも頑張ってくださいいい！ (9月4日 23時) (
レス) @page8 id: e964d8a7a2 (このIDを非表示/違反報告)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて最高な作品です！！！これからも頑張ってください！！続き楽しみにしてます（＾ω＾） (8月30日 22時) (レス) @page7 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
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