星226 ページ42
ステラは初めて見る人間の手のひらの上でキョロキョロした後、デュースの顔を見てコテンと首を傾げた。
「？」
コテン
デュ「ぐふっ！！」
その仕草にデュースは心を撃ち抜かれたが踏ん張って、片方の手を伸ばし彼女の頭を優しく触れてゆっくり撫でる。
撫でられているステラ は心地良さそうにその手に顔を寄せてされるがままでいた。
そんな愛らしい仕草を間近で見たデュースは
デュ「っ〜〜〜〜〜！！！可愛い！！」
エ「うるさっ！てか、何？やっぱ元ヤンって小動物に弱い感じなの？」
ジ「元ヤン？」
デュ「な！そういう話をするな！！それに小動物は元ヤンじゃなくても可愛いって思うだろ！ほら！！」
エースに過去の事をバラされそうになったデュースはジャミルがそれ以上聞いてこないように、慌てて話をそらそうと自身の手のひらに乗るステラをグイッと近づける。
ステラはよくわからず、首を傾げてエースをじっと見つめているとエースもステラを見つめていた。
そして
スッ……
グリグリ！
「びっ！？」
エ「やっべ！めっちゃ頭さらさらしてるじゃん、触り心地いいわ〜♪」
デュ「おいエース！力が強すぎだ！この子嫌がってるだろ！！」
「び！び！！」
ジ「エース。そろそろやめ」
「び！」
ガブ！！
エ「いって！ちょ、コイツ指噛んだんですけど！！？」
慎重に触ってくるデュースと違ってガサツな手付きで頭を撫でてくるエースに我慢の限界がきたステラは、エースをきっ！と睨むと彼の指にかぶりついた。
その衝撃にエースは叫び、噛まれた指を押さえてステラを指さしながら騒ぐがデュースもジャミルも呆れた顔を彼に向けている。
デュ「お前…………それはないぞ」
ジ「デュースの言うとおりだ、ステラは寝起きだったのに乱暴に撫で回したら怒るのも当然だろ。それにそんな騒ぐ程の怪我でもないはずだ」
エ「ちえ〜確かに触りすぎたかもだけどさ〜」
「ぴちゅ！」
デュースとジャミルに正論を言われてもまだ納得していないエース。
すると、プンプンと怒りを顕にするステラがエースから顔をそらすとパタパタとデュースの手から羽ばたいてジャミルの足元に降りる。
そして、再びエースの方を向いてべっ！と舌を出すとそのままジャミルのフードの中に入っていった。
エ「なんだよあれ！可愛くねえの！！」
ジ「お前……本当に末っ子気質だな」
デュ「まだステラの方が大人だ」
エ「はあ！？なんだよ2人して！！」
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みょみょ(プロフ) - やっべー..続き気になりすぎてやばいです！これからも頑張ってくださいいい！ (9月4日 23時) (
レス) @page8 id: e964d8a7a2 (このIDを非表示/違反報告)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて最高な作品です！！！これからも頑張ってください！！続き楽しみにしてます（＾ω＾） (8月30日 22時) (レス) @page7 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
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