星221 ページ37
翌日
カ「よおし。ジャミルの体調も回復したし冬休みの課題も終わった！今日はみんなでホリデーの宴といこうじゃないか！」
ジ「お前の宴好き、なんとかならないのか？」
ア「まあまあ、いいじゃありませんか。賑やかなホリデーパーティで嬉しい限りです」
ジェ「ラクダにはたっぷりご馳走と飲み物も積み込みましたし……」
フ「オアシスで泳ぐために水着も持った！」
カ「それじゃあ……象もクジャクもみんな連れてオアシスまでパレードだ！」
グ「出発進行！なんだゾ〜！」
ユ「あれ？」
キョロキョロ
元気なカリムに続き、皆がそれぞれ言いたい事を言っているとユウは辺りを見回す。
カ「どうしたユウ？」
ユ「いや……ステラちゃんがいないなって思って……」
ジ「ステラならここだ」
「すぴーすぴー」
ステラの姿がないと探すユウにジャミルが持っていた木製のかごを見せる。
そのかごの中には上等な布で包まれてすやすや寝ているコウモリ姿のステラが眠っていた。
ユ「ね、寝てる………しかもなんか豪勢な感じの布団にくるまって………」
ジ「当たり前だ、ステラの寝床なんだぞ。適当なもので寝かさせられない」
ユ「はあ………(なんか過保護だ)」
ジャミルの意外性を見たのかユウが引きつった顔で答えていると、カリム達がわらわらとステラ達に近づいてくる。
カ「ステラぐっすりだな！」
フ「ほとんだ〜ねえ、起こしていい？」
ジ「いいわけあるか、そっとしといてやれ。本来ならここにいないはずだったのに巻き込んでしまったからな…………」
ジェ「おやおや、随分とステラさんにはお優しいんですねジャミルさん」
ア「昨晩も一緒におられたようですし、どうしたらそんなに仲良しになれるのかぜひご教授いただきたいものです」
ジ「何をニヤニヤしているのかわからないが、何も話すことはない。大方、カリムや本人に聞いたんだろ？」
ジェ「はい、まさか愛らしいコウモリの赤ん坊が異世界から来た美しい吸血鬼の少女だったなんて誰が思うでしょうか」
ジ「おい、あまり大きな声でいうな。これ以上ステラの事を周りにバラしたくないんだ」
わざとらしくジャミルに近づき、ステラの事をあれこれ聞こうとするアズールとこれまたわざとらしく周りにいる寮生達にも聞こえてしまうくらいの声でステラの事を話そうとするジェイドにジャミルは睨みつけ、一喝する。
すると
フ「へえ〜タツノオトシゴちゃん良い布団で」
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みょみょ(プロフ) - やっべー..続き気になりすぎてやばいです！これからも頑張ってくださいいい！ (9月4日 23時) (
レス) @page8 id: e964d8a7a2 (このIDを非表示/違反報告)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて最高な作品です！！！これからも頑張ってください！！続き楽しみにしてます（＾ω＾） (8月30日 22時) (レス) @page7 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
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