星217 ページ33
ジェ「飛行術の成績は下から数えた方が早いですものね」
グ「それもちょっと極端なんだゾ」
「ぴちゅぴちゅ(空飛ぶの下手なの？教えてあげようか？)」
ア「ステラさん、何をおっしゃっているのかはわかりませんが遠慮します。話を戻しますね、先月ボードゲーム『マンカラ』をご一緒した際、予感は確信に変わりました。ジャミルさんはフロイドの機嫌を損ねない程度に勝敗をコントロールしていた」
フ「えー、マジで？そんなことできんの？」
ア「わざと負け過ぎて手抜きに気付かれますし、僕のように勝ち過ぎても相手を不機嫌にさせてしまう。ちょうどいい塩梅で、相手を勝たせていい気分にさせる。そんなこと、並の技術と精神力で出来ることじゃありません」
グ「アズールは手加減ナシにオレ様をボコボコにしてたけどな！」
「ぴちゅ〜！(アズールサイテー！)」
ユ「ふ、2人とも静かに！」
ア「僕の予感は正しかった。ジャミルさんの本来の能力は実に素晴らしいものです！」
カ「だろ？だろ？やっぱジャミルはすごいヤツなんだよ！」
「ぴちゅぴちゅ！！」
カ「ステラもそう思うだろ！？さすがジャミルだ！！」
ジ「………………」
ア「ジャミルさんはカリムさんより、僕のようなタイプと気が合うと思いますよ。どうです？これを機にオクタヴィネルに転寮して僕と手を組んで一旗あげてみませんか？」
ジ「絶対にお断りだ。大体なんなんだ、お前は。いきなり出てきてべらべらと………胡散臭いんだよ！今後もお前とは永遠に友人になんかなりたくないね、アズール」
「ぴちゅ！」
ジェ「おや、言われてしまいましたねぇ。ステラさんも同意しているみたいですし」
ア「フフフ……かまいませんよ。今回は僕の秘密コレクションに新たな真実が1つ追加されたことで良しとしましょう」
フ「別名・他人の弱点コレクションね」
ユ(ひぃいい〜〜！！やっぱりこの人達怖いよぉ……………)
オクタヴィネルの3人がニヤニヤしながらそんなやり取りをしているのを見て、ユウは心の中でビビっているとジャミルが口を開いた。
ジ「…………フン。世界中に向けて明かされちまった秘密なんて、弱みでもなんでもないだろ。……もう、今日からは遠慮しない。カリムにも、お前らにも、誰にも、二度と勝ちを譲ってやる気はないからな」
カ「……ああ！オレも絶対に負けないぜ！」
「……………」
カリムが今までと同じ笑顔で言うと、ジャミルは呆れた顔をしてその場から去っていく。
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みょみょ(プロフ) - やっべー..続き気になりすぎてやばいです！これからも頑張ってくださいいい！ (9月4日 23時) (
レス) @page8 id: e964d8a7a2 (このIDを非表示/違反報告)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて最高な作品です！！！これからも頑張ってください！！続き楽しみにしてます（＾ω＾） (8月30日 22時) (レス) @page7 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
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