星215 ページ31
ジャ………ル……！
……ミ……ジ…！！
「ジャミル！！」
ジ「！？」
ガバッ！
暗い闇に包まれていく中、自分の名前を呼ぶ聞き覚えのある声にジャミルは目開き勢いよく体を起こした。
するとそこには
カ「ジャミル……ジャミル！」
ジ「カリ…ム？……う…………ここは……」
ジェ「良かった。なんとか正気を取り戻したようですね」
グ「ふなぁ………しばらくあのバケモンの夢見そーなんだゾ……」
ユ「何回目かになるけど……慣れないね、やっぱり」
ジ「！……ステラは？」
ユ「あ、えっと………こちらに」
「…………………………」
ジャミルはステラがいない事に気づき、周りを見渡すとユウが自身の背中に指を指す。
そこにはハナコの姿でユウの背中からヒョコリ顔を出すステラがいた。
ジ「ステラ……………」
「ぴちゅ…………」
彼女の姿をとらえ、何かを言いたそうに腕を伸ばそうとしたジャミルだったが………
カ「じゃ、じゃびる……うぉおおおええええあああわあああああん！！！！」
「！！？」
フ「ラッコちゃん、全然言葉しゃべれてねーじゃん。タツノオトシゴちゃんビックリしてるよ」
ジェ「1発殴ってやると言っていたのもすっかり忘れていますね」
カ「い、生きててよかった……いぎででよがった……」
ジ「………お前はどうしてそう…………はぁ〜〜〜……」
「………………」
ポテポテ
「ぴちゅ」
ジ「！？」
カ「うぅ…ありがとうな…ステラ……ぐすっ」
泣きじゃくるカリムにジャミルが呆れていると、じっと彼を見ていたステラはポテポテ歩いてカリムに近づいた。
そして、彼を慰めるように小さな羽で涙を拭う。
ジャミルはそんな彼女を寂しげな表情で見つめていた。
カ「オレ、オレ……うっ、お前がどんな気持ちで過ごしてきたか知らなかった。ず、ずっと、ズビッ……我慢させてたこともひぐっ、ぜんぜん、知らなぐでっ……」
ジェ「その結果が、この手酷い裏切りですよ」
フ「そーだよ。ウミヘビくんは内心ず〜っとラッコちゃんのことバカにしながら生きてたんだよ」
グ「オマエら、オレ様より空気読まねぇんだゾ！」
「ぴちゅ」
グ「おいハナコ！さり気なく頷くんじゃねえ！！」
「ぴちゅ！(ハナコじゃない！！)」
ガブッ！
グ「ふぎゃあ！！？」
ユ「もう、騒がないの！！」
ジ「…………」
そんなやり取りを見て唖然としてしまうジャミル。
すると、カリムが話を続けた。
カ「お前は、ひ、ひどいヤツだ…」
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みょみょ(プロフ) - やっべー..続き気になりすぎてやばいです！これからも頑張ってくださいいい！ (9月4日 23時) (
レス) @page8 id: e964d8a7a2 (このIDを非表示/違反報告)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて最高な作品です！！！これからも頑張ってください！！続き楽しみにしてます（＾ω＾） (8月30日 22時) (レス) @page7 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
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