星189 ページ3
ジャミルを見て複雑な思いを抱えるステラだったが、間に入ってきて全く反省の色が見えないフロイドに頭を撫でられる。
そんな彼の手を押し返しながらキッと睨むも相手には全然通じていなかった。
それから朝食と片付けを済ませ、早速勉強の時間となり談話室でアズールが皆に教えている。
ア「まず、古代呪文語で一番大切なのは単語の暗記です」
カ「オレ、暗器って苦手なんだよな〜。眠くなってきちまう」
「ZZZZZZZZZZZ」
グ「コイツ、本当にすぐ寝るんだゾ……」
ユ「本来のコウモリは昼間は寝てるし、何回も言ってるけどハナコちゃん、赤ちゃんだから………」
教科書を持って説明をするアズールの言葉をうんうん、と頷きながら話を聞くカリムの背中に足を引っかけて逆さで眠るステラを見てそんなやり取りをするユウとグリム。
ア「そんなあなたにピッタリな勉強法はコレ。“音読しながらその辺を歩き回る”です」
ジェ「集中力が長続きしないタイプの方にもオススメの勉強法ですね」
ユ(もうハナコちゃんは気にしない方向でいくんだ………)
グ「それならオレ様にも出来そうなんだゾ！」
カ「よし、お前らも一緒にやってみようぜ」
寮生「「「はい！」」」
「ZZZZZZZZZZ」
カリムの言葉に寮生達も勢い良く返事をしてアズールが教えてくれた勉強方法を実践する。
その間もステラは熟睡していた。
だが、ジャミルだけは険しい表情をしていたが。
カ「うん！なんだか苦手な呪文が覚えられた気がするぞ！」
ジ「………………………」
次は場所を変えてスカラビア寮の外に出て、皆は体操着に着替えていた。
ア「勉強の効率を上げるには、適度な運動も大切。ただし、疲れ果てるほどは逆効果です」
フ「アハッ、オレも暴れたいからやる〜！誰か相手してよぉ」
カ「よし、では5人ずつに分かれて、試合始め！」
寮生「「「はい、寮長！」」」
ジ「……はぁ…………」
「ZZZZZZZZZZ」
アズールとカリムの指示を聞き、寮生達は5人ずつにわかれ実践魔法の特訓が行われた。
相変わらずカリムにくっついて寝ているステラと、さらに眉間に皺を寄せるジャミル以外は皆、生き生きと特訓をしている。
それからしばらくして……
ー大食堂ー
ア「僕たちのような育ち盛りに一番大切なもの。それは……そう、食事です！必要な栄養素を過不足なく。かつ腹八分目に摂取することが午後のパフォーマンスに影響を与えます」
「ZZZZZZZZZ」
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みょみょ(プロフ) - やっべー..続き気になりすぎてやばいです！これからも頑張ってくださいいい！ (9月4日 23時) (
レス) @page8 id: e964d8a7a2 (このIDを非表示/違反報告)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて最高な作品です！！！これからも頑張ってください！！続き楽しみにしてます（＾ω＾） (8月30日 22時) (レス) @page7 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
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