星204 ページ18
ア「それに、早くジャミルさんを正気に戻さなければ、彼自身の命も危ない。彼の魔力が尽きる前に戻らなければ」
フ「だからさーどうやって戻るの？早歩き？」
グ「そんなのんびりしてたらオレ様の鼻が凍っちまうんだゾ！！」
「みんな魔法使いなんでしょ？ピューって空を飛んでいったらいいんじゃないの？」
ジェ「そうしたいのは山々なんですが、先程も言ったように手元には箒がないので無理ですね」
「え？ヒョイって魔法を出せないの？」
ジェ「転移魔法の事ですか？この場所だと箒はかなり離れた場所にあるのでそれも難しいですね」
「む〜………魔法って思ってたより不便」
絵本で読んだ魔法使いを思い出し、色々と提案するステラだったがジェイドに無理だとか難しいと言われて頬をふくらませる。
すると、アズールが呆れたようにこう言った。
ア「あのですね……貴女がどこから来たのかは知りませんが、魔法は万能ではないんですよ？」
ジェ「まあまあ、1つの案として川でもあれば泳いで戻れたのですが……周辺の川はどこも干上がっているようですね」
カ「川？水が欲しいのか？」
ア「ええ。フロイドとジェイドが本来の姿に戻れば箒以上に速度が出るはずです。しかし、渇いた川を元に戻すなんて僕らには不可能……」
カ「オレ、できるぞ」
3人「「「えええええええええええ！？」」」
カリムがあっけらかんとした顔で答えると珍しく大きな声で驚く3人。
ステラもニコニコしながらカリムに近づく。
「カリムの魔法は水をだせるの？」
カ「ああ！オレのユニーク魔法『
ア「な、なんですかそのユニーク魔法！？すごすぎませんか！？」
カ「あっはっは！普段は水道があるから全然役に立たない魔法なんだけどな」
ア「あっはっはじゃないですよ！まだ治水環境が整っていない国などでは英雄モノの魔法じゃありませんか！そんなの、そんなの……商売になりすぎる！！！！」
「アズールっていつもああなの？」
フ「うん、いつもあんな感じ」
ジェ「本当に残念な方です(笑)さて、下世話なアズールのことは置いておいて……カリムさん。お願いできますか」
カ「川を作ればいいんだな。わかった！任せておけ」
「カリム頑張って！」
カ「おう！」
パァアアアア！
ざぁああああああ！！
カリムが杖を振ると急に雨雲が現れる。
すると
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みょみょ(プロフ) - やっべー..続き気になりすぎてやばいです！これからも頑張ってくださいいい！ (9月4日 23時) (
レス) @page8 id: e964d8a7a2 (このIDを非表示/違反報告)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて最高な作品です！！！これからも頑張ってください！！続き楽しみにしてます（＾ω＾） (8月30日 22時) (レス) @page7 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
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