星198 ページ12
ジ「俺の呪縛はそんなことで簡単に解けはしない……カリム、お前がこの世に存在するかぎり！」
「！(これ以上は……見てられない！)」
パァアア！
カジ「「！！？」」
グ「な、なんなんだゾ！？この光！？」
ユ「ハナコちゃん！」
ジャミルの発言を聞き、ステラが決意した瞬間彼女の体は眩い光に包まれた。
突然の事にこの場にいた全員が動きを止め、その光を見つめていると、次第に光はなくなりそこにいたのは……
「…………………」
カ「な……」
ジ「…………ステラ？」
「ジャミル…………」
カリムを守るように前に立ち、ジャミルに悲しげな瞳を向けるステラに2人は驚いた顔をする。
当然、驚いたのは2人だけでなく……
ユ「え……え………ええ！！？ハ、ハナコちゃんが！！」
グ「人間になっちまったんだゾ！！？」
ア「…………やはり」
ジェ「アズール、もしかしなくても彼女の正体を知っていたのですか？」
ア「確信があったわけではありませんが……ただのコウモリではないと思っていましたよ。しかも、この気配は……人間ではないようですね」
フ【タツノオトシゴちゃんすげ〜！変身できるんだ〜！】
「………………………」
カ「ステラ………なんで……？」
ユウやグリム、アズール達が彼女の真の姿を見て盛り上がっている中カリムは目を丸くしたままゆっくりとステラの名前を呼んだ。
ステラはチラッとカリムを見た後、すぐにジャミルの方を向く。
彼もカリム同様、驚いた顔のままだ。
ジ「ステラ………まさか、ずっとコウモリの姿で………」
「………………うん」
ジ「なら何でもっと早く………いや、そんな事はどうでもいい。ステラ、お前は俺の味方だよな？」
「え……」
ジ「カリムじゃなくて………俺の傍を選んでくれるよな……俺は……もう………ステラ以外何もいらない、ステラさえいてくれたらそれでいい………さあ、この手をとってくれ」
まるで彼女なら着いてきてくれると信じて、ジャミルは手を伸ばす。
そんな彼の顔は懇願しているような、どこか焦っているような様々な感情が浮かんでいた。
ステラは冷や汗をかき、ジャミルを見つめた後1度目を閉じる。
そして、ゆっくりと瞼を開き決意した瞳をジャミルに向けてこう言った。
「ジャミル……前に、ステラ言ったよね。ジャミルがカリムを守るならステラはジャミルを守るって……」
ジ「ああ………だから……」
「でも、それは」
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みょみょ(プロフ) - やっべー..続き気になりすぎてやばいです！これからも頑張ってくださいいい！ (9月4日 23時) (
レス) @page8 id: e964d8a7a2 (このIDを非表示/違反報告)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて最高な作品です！！！これからも頑張ってください！！続き楽しみにしてます（＾ω＾） (8月30日 22時) (レス) @page7 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
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