星197 ページ11
カ「オレ、居眠りしてただけだよな？」
ジ「………………」
カ「お前がオレを操るなんて、オレを追い出そうとするなんて、するわけないよな？ジャミル、お前だけは……お前だけは絶対にオレを裏切ったりしないよな？だってオレたち、親友だろ！？」
泣きそうなのに必死に笑顔を作ってジャミルに話しかけるカリム。
それに対してジャミルはただ黙っていた。
そして
ジ「………はは。はははははははははは。あはははははははははははははははははははははははははははははははははは！！！！！」
カ「お、おい。どうしたんだ？」
ジ「………………………そういうところだよ」
カ「え……？」
突然笑い出したジャミルに、カリムは動揺しそう声をかけるとジャミルはピタッと笑うのをやめた。
そして
ジ「俺はな……物心ついた時から、お前のそういう能天気でお人好しで馬鹿なところが……大っっっっっ嫌いだったんだ！！！こっちの苦労も知らないでヘラヘラしやがって！！お前の笑顔を見るたび虫唾が走る。もううんざりだ！！もう取り繕っても意味がない。俺はな、お前さえいなければと毎日毎日願い続けてきた。だが、それも今日でおしまいだ！俺も、家族も……なにもかも、どうにでもなれ！！」
カ「ま、待て、ジャミル！」
「！」
カリムの静止も聞かずジャミルは一通り叫んだ後、戸惑っている寮生の方を向き、ユニーク魔法を発動させた。
ジ「『瞳に映るはお前の主人……尋ねれば答えよ、命じれば頭を垂れよ…
全員「あぁっ………？」
寮生「ううぅ……頭、が………」
ア「なっ……！まさか寮生全員を洗脳にかけただと！？」
(これがジャミルの魔法……？どうしたら………)
ジ「お前たち、カリムとオクタヴィネルのヤツらを外につまみ出せ！」
寮生「「「はい、ご主人様……！」」」
カ「ジャミル！？」
操られた寮生達は虚ろな瞳でカリム達に近づくと、マジカルペンを構え容赦なく攻撃をしてくる。
アズール達は何とか応戦するが、あまりの数に手こずっていた。
ア「信じられない。これほどの大人数を同時に、しかも個別に操れるなんて！平凡なんてとんでもない。彼の魔力はスカラビアどころか学園の中でもトップクラスだ！」
フ【コイツら何度絞めてもまた起き上がってくんだけど。ゾンビかよっ！】
カ「ジャミル！もうやめろ、わかったから。お前が寮長になれ！オレは実家に戻るから……っ」
ジ「はぁ？なに言ってんだ」
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みょみょ(プロフ) - やっべー..続き気になりすぎてやばいです！これからも頑張ってくださいいい！ (9月4日 23時) (
レス) @page8 id: e964d8a7a2 (このIDを非表示/違反報告)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて最高な作品です！！！これからも頑張ってください！！続き楽しみにしてます（＾ω＾） (8月30日 22時) (レス) @page7 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
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