真紅の暴君 57 ページ9
デュ「えっ?普通……だろ?」
ク「では、決闘の手続きは私が請け負いましょう」
「不正とかしないでくださいね」
ク「私そこまで信用ありませんか?」
「とりあえず決闘は決まった、作戦会議に移らないとな」
エ「だな、ってわけで何かいいアイデアない?」
「他力本願か」
エ「いいじゃん、お前戦いなれしてるっぽいし」
デュ「うーん、正直魔法では寮長に勝てるイメージが湧かないな。でも拳でなら勝てるかもしれない」
グ「確かにアイツ貧弱そうなんだゾ!」
「バルガス先生の授業で息切れしてた奴が何を言う」
グ「あの授業は仕方ないんだゾ!というかあれだけ身体動かして息切れしてないオマエの方が変なんだからな!!」
ク「おっと、言い忘れてました。この決闘では魔法以外の攻撃は使用禁止ですからね」
デュ「えっ!?」
ク「はっはっは!ルールを守って楽しい決闘!決闘手続きは明日には終わっていますので挑むタイミングはご随意に、では私はこれで」
サッサッ
エ「よ、よーし!魔法にはちょっと自信ないけど……何とかなるっしょ!」
デュ「お、おう!」
グ「オレ様の首がかかってんだから!きばるんだゾ!」
絶妙なタイミングでカミングアウトしたクロウリーは愉快に笑いながらその場を去っていく。
気まずい雰囲気で取り残された彼らはクロウリーの発言に戸惑っていると
「お前達、リドル先輩に勝つための方法を1つ思いつたぞ」
エ「マジで!?さっすがAこういう時だけ頼りになるぅ!」
デュ「それはどんな方法なんだ!」
グ「勿体ぶってないで早く話すんだゾ!」
「勝つための方法、それは…………学園のトップを潰すことだ!」
ダダダダダダダダ!!!
ク「ふふ〜ん♪……ん?また騒がしく………ってあれ?どうしたんですかAく……いやあああああああああ!!!?」
ガシャーーーン!!
4人「…………………………」
ト「………お前たち、本気なんだな」
エ「当たり前でしょうが、オレが寮長になったらぜってぇ「ボクが間違ってましたゴメンナサイ」って言わせてやるからな!あと変なルールで寮生をがんじがらめにするのも辞めさせてやる!」
にゅっ!
「そんなエース・マセッポラにはこれをやろう」
トレイに言われてエースが本心を語り、力強く勝利を宣言しているとどこからかAが現れて彼の首にあるものをかけた。
それは【私は学園長の首を狙おうとし逆に首輪をはめられました】と板に書かれた首輪であった。
エ「いらね!」
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るーるる(プロフ) - 絵さん» 絵さんこんにちは!確かに名前間違ってましたね(;´д`)ご指摘ありがとうございます!! (2021年11月7日 17時) (レス) id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
絵 - 真紅の暴君56のクロウリーのセリフでグリムくんがグリルくんになっていると思います (2021年11月6日 20時) (レス) @page8 id: a4d316c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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