美貌の圧制者 184 ページ3
ドガッ！！
バチィイ！！
エースの風の魔法をヴィルは難なく防衛魔法を使って攻撃を防ぐ。
だが、エースの顔を見ると悔しそうにしていたがどこか余裕そうにしている。
エ「やっぱ寮長クラスにこの攻撃はあんま効かねえか……」
ジ「おい、エース。ゆっくりしている場合じゃない、早く下がって次の準備をしろ」
エ「はーい」
ヴィ「？(何なの？あの余裕な感じは……)」
ビュン！！
ヴィ「！」
バチッ！！
エペ「クソッ！外れた！！」
ル「落ち着いてエペルくん、ちゃんとコントロール出来ていたよ。さあ、我々は下がろう」
スゥ……
ヴィ「？(何なの………この違和感は？)」
ドドドドドドドドド！！
ヴィ「ぐっ！この！しつこい！！」
バチバチッ！！
カ「うわ！やっぱ弾かれたかぁ………」
ジ「同じ場所を狙ったらそうなるだろ。もう少し考えて魔法をだせ」
カ「ああ、なるほど！さすがジャミルだな！」
ジ「…………本当にわかってるのか？」
カ「わかってるって！」
ヴィ「………？」
グ「オメーらいつまで喋ってやがるんだゾ！！オレ様の出番がなくなっちまうだろ！いくぞデュース！」
デュ「おう！」
ヴィ「こしゃくな！！」
バッ！
ビュン！！
グ「ひっ！？ヴィルの魔法が降ってくるんだゾ！？」
デュ「退けグリム！！」
ドドドドドドドドド！！
デュ「ぐあっ！！」
グ「ふな！？」
カ「デュース！？」
ジ「なんでわざとヴィル先輩の攻撃を受けるんだ！？下手をしたら！」
デュ「いいんです！これで大丈夫です！！」
エ「はあ！？そんなボロボロの何が大丈夫なんだよ！」
デュ「だって僕は………」
「超ドMだからだ！！」
エジ「「ぶっ！！」」
デュ「違うぅうう！！嘘教えてんじゃねえぞゴラァアアア！！！」
グ「どえむ…？ってなんだゾ？」
「Mってのは性癖の」
エ「知らねえ奴に無理に教えんな！！」
カ「でゅ、デュース！とりあえず落ち着け！な！？」
デュ「ハッ！そうだった…………たく、Aにはいつもペースを崩される。本当にサポートしてくれるんだろうな？」
「もちのろん」
デュ(不安だ)
ジ(不安だ)
エ(不安しかねえ)
カ「なんか不安だな！」
「アァ！？んだゴラァア！！」
エ「だからやめろっての馬鹿！！」
デュ「おま！僕が落ち着いたばっかなのに！！」
ジ「ふぁああ………(絨毯から落としたい！)」
グ「なんなんだゾコイツら…ぴぃ助、オメーはコイツらみたいは大人になるなよ」
ぴ「…………………」
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