美貌の圧制者 201 ページ20
エ「んじゃ、サクッと優勝トロフィーもらいにいきましょっか」
デュ「おう！緊張しすぎて逆に落ち着いてきたぜ！」
エペ「っシャア！！観客のハート、仕留めてみせんぞ！」
ジ「練習通りにやればいい。心配するな、全てうまくいく」
カ「ジャミルの言う通りだ。最後まで全力で楽しもうぜ！」
グ「いいか！オメーらの肩にはオレ様のツナ缶富豪の夢がかかってるんだゾ。ぜったい、ぜ――ったい、優勝するんだゾ！」
ぴ「みんながんばれ〜〜！！」
「ねえ、小腹空いたから誰かばぶーる買ってきてくんない？」
ル「さあ、我らＮＲＣトライブ！いざ征かん、決戦の地へ！」
エ「つか、なんでお前はいっつも変な一言混ぜて話すんだよ！ルーク先輩も突っ込んでよ！！」
そんなエースの突っ込みも流され、皆は一歩踏み出した。
勝利を手にするために。
ーコロシアムー
ア『大変長らくお待たせいたしました。全国魔法士養成学校総合文化祭inナイトレイブンカレッジ！音楽発表会『ボーカル＆ダンスチャンピオンシップ』！！ただいまより開催いたします！』
わあああああああ！！
先程の騒ぎがなかったかのように、アナウンスの放送に答えるようコロシアムに座る観客の声が会場全体に響いた。
すると、アナウンサーが隣に座る人物の方を向いてこう言う。
『さて、今回の『ボーカル＆ダンスチャンピオンシップ』に特別ゲストとしてミウミーことミウさんに来ていただいてます。ミウさん、会場の皆さんに一言お願いします！』
ミ『は〜い♪みんな〜ミウだよ〜！』
わあああああああ！！！
ミ『ミウ、今日をすっごく楽しみにしてたの〜みんなで一緒に楽しもうね〜♪♪』
おおおおおおおおおおおおおおお！！！
『はい、ミウさんありがとうございました！それでは早速歌っていただきましょう！最初にパフォーマンスを披露するのは、開催校である『ナイトレイブンカレッジ』の代表選手のみなさんで………『Absolutely Beautiful』です！』
ヴィ「…………いくわよ」
全員「おう！！！」
〜♪
アナウンスの声と共にヴィルはステージに立ち、皆も後を追うようについていく。
そして定位置につくと、皆は観客席の方を見て真剣な表情で立っている。
しばらくすると曲が流れ、今までの練習以上の歌とダンスを披露した。
そして……
ヴィ「はぁ……はぁ……」
全員「「「はぁ……はぁ……」」」
エペ「お……終わった……？」
曲は終わり、決めポーズをとるNRCドライヴの皆は
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