第46話 ページ48
全力で力強く抱きしめられ、マッシュは混乱しつつフィンに助けを求めたが彼は彼でシオンにくっつかれて顔を真っ赤にし、口を開いてオロオロしている彼を見て助けてくれないなとすぐ判断するのだった。
『1年生にして大活躍したマッシュはインタビューにて、今回の活躍は自分を鼓舞してくれた先輩の存在が大きいとーーーー』
その日の夜、イーストン魔法学校の廊下である生徒が新聞を読んでいるとマッシュが活躍したドゥエロについて書かれていた。
？「編入試験の時の………」
ボッ！
？「赤の他人のために試験に受からないリスクをとる。甘すぎる………」
チャリッ
パカッ
？「次はコイツだ」
その生徒は新聞に写るマッシュの顔に穴を開けると、胸元に手を伸ばしネックレスを開きながらそう言うのだった。
それから翌日
ト「今から練習しにいくぞ！！夢にときめけ！明日にきらめけ！！ハッハッ！！」
レ「マッシュくん、勉強苦手だって聞いたんでこれで一緒に勉強しましょう」
プルプルプルプルプルプルプルプル
「……………………………」
ガタガタガタガタ
ト「てっぺん取るってオレと誓っただろ！？」
マ「言ってない」
レ「魔法薬学から魔法史・呪文学、占い学にそれからそれから」
マ「量多っ」
フィ「…………………………(地獄絵図)」
フィンは目の前の光景を見て呆然としてしまう。
マッシュを取り囲むように耳元で叫ぶトムと、反対側には大量の本を重ねてぷるぷる震わせながらも照れたように微笑むレモン、そしてそんな2人に完全にビビって体を全力で震わせているシオン。
間に挟まれているマッシュはいつもと変わらない表情だが、内心焦っているようだ。
だがフィンは心の中でポツリとささやく。
ト「ぬるま湯につかってるなよ！オレたちゃ竹なんだ！！竹！！」
レ「それから魔法動物学、闇魔法学、ちゃんと勉強しないとダメですよ」
ぷるぷる
「………………………」
ガタガタガタガタ！
マ「…………(こりゃダメだ)フ………フィンくん、助けてくれ…………」
両隣で騒がれて、ガタガタ震えるシオンには助けを求められないと思いフィンに助けを求めようとしたマッシュだが……
フィ「スー…スー……」
マ「薄情者が」
明らかに寝たフリをするフィンにマッシュが毒づいたその時だ。
ザッ
？「楽しそうじゃないか」
「！」
マ「？」
？「オレも混ぜてくれよ」
「！？」
突然、聞こえたその声に皆は振り向くとそこにいたのは
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岬影 - 明けましておめでとうございます。これからも更新頑張ってください (1月1日 6時) (
レス) @page49 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ - クゥゥッおしが尊い愛され最高(^.^) (9月8日 20時) (レス) @page32 id: e06815e087 (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - どちゃくそ大好きな小説です…好きなアニメとゲームが合わさってもう主様神ですか…続き楽しみにしています!!! (9月5日 23時) (レス) @page31 id: f18589988d (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - ユノンさん» ユノン様、いつもコメントありがとうございます！多分、そろそろガッツリ絡むので待っててください！ (2023年5月7日 12時) (レス) @page6 id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - るーるるさん» マッシュと夢主の絡みがもっと見たいです！ (2023年5月7日 12時) (レス) @page1 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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