第22話 ページ24
《それでは2人目》
シュン！
レ「あれ？シオンちゃん？」
ボワッ！
マ「わ、また戻ってきた……」
レ「キノコ頭さん！！式の日取りはいつにします！！？」
マ「まだ言ってたの？…………シオンちゃんは？」
突然、声がしたかと思えば炎に包まれその場からいなくなるシオン。
その入れ代わりにマッシュが戻ってきて、レモンに言い寄られながら彼女を探すのだった。
ー？？？ー
ボワッ！
「！……？？？」
一方、シオンは突然どこかの建物の中にいて周りをキョロキョロ見渡す。
ウォ「それではシオン・クロウリーの最終面接を始めよう」
「！」
(えっと……さっき助けてくれた？この学校の学園長先生？)
この空間の中で最も高い場所にある椅子に座る先程現れた老人、ウォール・バークはシオンを見つめてそう言った。
ウォ「さて、面接を始める前に君に1つ聞きたいことがある………君の魔法はこの世界のものかね？」
「！！」
いきなり核心をつく質問をされ、シオンは目を丸くしてガタガタと震える。
ウォール・バークの周りにはたくさんの椅子があり彼以外にもこの質問を聞いている者がいる事が理解できるがそれは自分がこの世界に存在しない者だという事がバレたのだと冷や汗をかく。
じんわりと涙目になっていると、ふぉふぉふぉと独特な笑い声が聞こえてきた。
ウォ「なに、安心せい。ここにいるのは儂と君だけじゃ」
「え………？」
ウォ「君の試験を初めから見させてもらっていたが、どうやらかなりの人見しりのようじゃなし内容が内容じゃからな…他の教員に君の面接は儂が担当すると伝えたんじゃ」
「……………ふぅ」
(……優しい人なのかな……？)
ウォール・バークの説明と、彼の優しげな瞳を見てとりあえず安心したシオン。
目の前の彼になら全て話してもいいのか？と不安になりつつ決心する。
「あ、あの………わ、わた……し………えっと………」
ウォ「ほっほっ、ゆっくり落ち着いて」
「あ、はい……(やっぱり、アンブローズ学園長先生に似てる……)私、実は…………違う世界から来たみたいなんです………」
ウォ「何？違う世界からじゃと？」
「は、はい……」
驚くウォール・バークにビクッとなるも、シオンはマッシュ達にした説明をもう1度同じように話す。
その間、ウォール・バークは彼女をじっと見つめながら話を聞いていた。
ウォ「うむ、にわかに信じられん…だが、嘘をついてるようにも見えない」
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岬影 - 明けましておめでとうございます。これからも更新頑張ってください (1月1日 6時) (
レス) @page49 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ - クゥゥッおしが尊い愛され最高(^.^) (9月8日 20時) (レス) @page32 id: e06815e087 (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - どちゃくそ大好きな小説です…好きなアニメとゲームが合わさってもう主様神ですか…続き楽しみにしています!!! (9月5日 23時) (レス) @page31 id: f18589988d (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - ユノンさん» ユノン様、いつもコメントありがとうございます！多分、そろそろガッツリ絡むので待っててください！ (2023年5月7日 12時) (レス) @page6 id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - るーるるさん» マッシュと夢主の絡みがもっと見たいです！ (2023年5月7日 12時) (レス) @page1 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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