第1話 ページ3
マ「あわあわあわ……」
マッシュは珍しく驚愕した。
この世界の名はは魔法界。
名前の通り、魔法が存在し魔法は日常生活に置いて当たり前にある世界だ。
そんな世界ではタブーとも言える魔法が使えない少年、マッシュ・バーンデットは人から隠れるため義理の父親であるレグロ・バーンデットと共に深い森の中で住んでいた。
だが、最近ちょっとしたキッカケで元魔法局直属の警備隊員であるブラッド・コールマンにマッシュが魔法を使えない事を知られてしまい、少し事件になってしまう。
この世界において魔法が使えない者は魔法不全者として処刑されてしまう世界なのだが、とある理由によりブラッドの提案で魔法学校に通い年に一度、最も優秀な生徒に贈られる称号「神覚者」を目指す事になった。
と、まあそんな前置きはともかく無表情ながら効果音にあわあわと出すくらいマッシュは慌てていた。
なぜなら
マ「女の子が落ちてくるってどういうこと？」
「すぅ…………すぅ…………」
マ「……………そう言うこともあるか」
いや、ないわ！と、どこからか鋭い突っ込みが聞こえてきそうだがマッシュは自分の上で眠る少女を見てとりあえず落ち着く事にした。
話は数分前に遡る。
いつものようにレグロに言い渡された特訓をしに森に来たマッシュは黒のトレーニングウェアに身を包んで特訓に励んでいた。
マ「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン」
ガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャ！！！！
ガシャン！
バッ！
もっもっもっもっもっもっもっもっ
マ「うん、筋トレ後のシュークリーム最高」
いつもの日課である巨大なダンベルを持ち上げるトレーニングをし、レグロが買ってくれたシュークリームを食べるマッシュ。
さて、帰るかと家に戻ろうとしたその時
パァアアア！
マ「ん…？」
突然、青空だったのが一気に暗くなりそして光の円が出てきたと思ったら何かが降ってきた。
それに対し、マッシュは特に表情を変える事なく
マ「変わった天気だなー」
と、呟いていると
ヒューーーーン！！
マ「え」
ドォオン！！
マ「うわ、何？」
表面上は驚いていないが、内心は焦りまくっているマッシュは咄嗟に落ちてきた何かを抱えて顔をその何かに向けると、そこにいたのは
マ「人形……いや、女の子だ」
まるで人形のように白い肌に紫色のふんわりした髪、小柄な体を丸めて眠る少女にマッシュは目を丸くして彼女を凝視した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 256人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
岬影 - 明けましておめでとうございます。これからも更新頑張ってください (1月1日 6時) (
レス) @page49 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ - クゥゥッおしが尊い愛され最高(^.^) (9月8日 20時) (レス) @page32 id: e06815e087 (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - どちゃくそ大好きな小説です…好きなアニメとゲームが合わさってもう主様神ですか…続き楽しみにしています!!! (9月5日 23時) (レス) @page31 id: f18589988d (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - ユノンさん» ユノン様、いつもコメントありがとうございます！多分、そろそろガッツリ絡むので待っててください！ (2023年5月7日 12時) (レス) @page6 id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - るーるるさん» マッシュと夢主の絡みがもっと見たいです！ (2023年5月7日 12時) (レス) @page1 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
