第16話 ページ18
ブ(なにーーーー!?)
レ(ななななにーーーー!!)
マ「できました」
ル(ムッ……コイツはさっきの………まあどうせ中途半端な……)
驚く保護者達をよそに、マッシュが答案用紙を持っていくとルッチは彼を小馬鹿にしながら受け取り内容を見てみれば
綺麗に文字が整列していた。
ル(なっ………すっごい整列してる………)
「あの……できました」
ル「!…あ、ああ受け取ろう(普通に出来てる………)」
「あれ?マッシュくん、ペンが折れてる?」
マ「最近のペンは握力に耐えられない作りみたい」
ル(んなわけあるかボケェ!!)
今までテストに集中していたのか、マッシュがペンを折った事に気づいていなかったシオンが彼に問うとマッシュは平然とそう答えた。
ルッチはその光景を見てそう突っ込む。
そしてそれ以降もマッシュは魔法……にみせかけた腕力で次々と試験をクリアしていく。
ちなみにシオンも彼を心配しつつ試験は順調だったようだ。
(とりあえず、良かった)
ル(ぐっ……なぜあんなふざけた奴が残っている!!私をバカにする品のないガキが!)
マ「なんとかなってるわ今のとこ」
「良かったね」
もっもっもっもっもっもっもっもっもっ
マ「シオンちゃんにもシュークリームあげるね」
「ありがとう……」
もくもくもく
特に問題なく(?)テストをクリアしていくマッシュは余裕そうに呟いた後、シュークリームを取り出して食べ始める。
ちゃんとシオンにも手渡し2人揃ってシュークリームを食べているもルッチはさらにイライラしていた。
ル「(こうなったら)次の試験はこれだ!!」
フッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
男「おいまた地面が!」
「わ!」
さっ
マ「大丈夫?」
「うん………ありがとう」
急に地面が揺れ、シオンの体が傾いたその時マッシュは素早く腕を伸ばして彼女の背中を支える。
シオンは礼を言い、体を起こすも目の前の光景に目を丸くして驚いた。
なぜなら受験者達を囲むように巨大な迷路が出来ていたからだ。
ル「次の試験はこの迷路を解いてもらう。もちろん、ただの迷路ではない。中には様々な罠が仕掛けてある。制限時間は30分。時間内にゴール地点にいた者を合格とする、それでは始めっ!!」
「…30分……早くゴールを目指さないと…ね、マッシュく」
?「誰だ?」
「!!」
ルッチの説明を聞きマッシュに話しかけたシオンだったが、気づけば隣にいたのはマッシュではなかった。
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岬影 - 明けましておめでとうございます。これからも更新頑張ってください (1月1日 6時) (レス) @page49 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ - クゥゥッおしが尊い愛され最高(^.^) (9月8日 20時) (レス) @page32 id: e06815e087 (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - どちゃくそ大好きな小説です…好きなアニメとゲームが合わさってもう主様神ですか…続き楽しみにしています!!! (9月5日 23時) (レス) @page31 id: f18589988d (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - ユノンさん» ユノン様、いつもコメントありがとうございます!多分、そろそろガッツリ絡むので待っててください! (2023年5月7日 12時) (レス) @page6 id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - るーるるさん» マッシュと夢主の絡みがもっと見たいです! (2023年5月7日 12時) (レス) @page1 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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