episode.384 ページ45
ユ「まあ、でもあの短時間であそこまで踊れたのは凄いよね。さすがジャミル先輩」
《先輩達はどうだったんだろ、受かってたらいいね………ん?》
ユ「コトハちゃんどうしたの?」
《なんだか妙な気配が…………》
ヒュゥウウウ……ターン!
「!!?」
全員「「「うわあぁっ!!??」」」
エ「な、なにっ!?なにが飛んできたの!?」
デュ「鼻先スレスレを通り過ぎていったぞ!?」
突然、目の前に何かが通り過ぎ驚愕する言葉達。
柱に刺さったその何かを見てみると、それは紙が巻いてある弓矢の矢だった。
《矢………?》
ユ「えええ!?なんで!!?」
グ「ふなっ!矢だってぇ!?まさかオレ様たち、刺客から命を狙われてるんだゾ……!?」
エ「誰だよ刺客って!?……いや、ちょい待ち!この矢、手紙が結んである」
デュ「なんだと!?果たし状か!?」
ユ「え〜!?果し状!?エース誰に何したの!?」
エ「お前、なんでも喧嘩に直結させんのやめろよ!てかユウどういう意味だよ!!」
《みんな気持ちはわかるけど落ち着こう………とりあえず読んでみない?》
エ「あ、ああ……そうだよな……どれどれ……「【『ボーカル&ダンスチャンピオンシップ』オーディションにご参加いただきありがとうございました。厳正なる審査の結果、エース・トラッポラ。デュース・スペード。上記2名を合格とさせていただきます。つきましては本日の放課後、ポムフィオーレのボールルームまでお越し下さい】」
《…………えっと》
エ「…………え?」
デュ「………………合格?」
ユ「ポムフィオーレにって…………」
全員「「「「ええええええええ〜〜〜〜っ!!!???」」」」
手紙の内容を皆で確認し、ひと呼吸置いた後状況を理解すると声を揃えてみんなで驚いた。
デュ「ご、ご、合格ってことは、僕たちが選抜メンバーに選ばれたってことだよな?」
エ「それ以外あるかよ。よっしゃあ!これで寮長の手伝いしなくて済む!」
ユ「す、凄いね2人とも!おめでとう!!」
グ「ふなぁ〜ッ!?オレ様はぁ!?あんなにキレキレのパフォーマンスを見せたのにぃ!」
《本当におめでとう、エースくん、デュースくん》
エ「サンキュー♪」
デュ「あ、ありがとう………なんだか実感がわかないが………」
エ「あ、まって。まだ手紙に続きがある」
「?」
エ「『追伸:オンボロ寮のユウ殿。お知らせがあるので、放課後は上記3名と共にポムフィオーレまで来られたし』……だって」
129人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
本気と描いてマジと読む - レオナが女じゃなくてちゃんと女性って呼ぶの育ちの良さ感じる (3月16日 22時) (レス) @page34 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 最初から最新話まで全部読んでとても面白いです特にジェイドとの掛け合いが好きで早く自分の気持ちに気づいて欲しいです、今後ジェイドって出てくる事ってないのでしょうか?それとイベントなどのお話はでないのでしょうか?これからも更新頑張って下さい! (12月27日 14時) (レス) @page47 id: 03fc316121 (このIDを非表示/違反報告)
めめ - 最初から最後まで読み切ってきました。所々(名前)になってないミスがあったり、誤字脱字等ございましたが、主人公との出会いの描写やヒロアカとの絡め方が大変興味深かったです。更新応援してます (5月14日 11時) (レス) @page10 id: 700750cf11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ