episode.382 ページ43
ボソッ
エペ「またヴィルサンにどやされる………」
「？」
エペ「あ、な、なんでもない………本当にごめんね………」
エペルは何かを呟いた後、首を傾げる言葉に気づき慌てて誤魔化した。
その後、もう1度彼女に謝罪をし会場に向か歩き出す。
言葉はその背中を静かに見つめるのだった。
(エペルさん……大丈夫かな？)
言葉は皆が終わるまで、ポムフィオーレ寮の談話室のソファに座って待っていた。
特にする事がなく、ぼー……と孔雀のような飾りを眺めている。
(みんな大丈夫かな………ユウくんとグリムくん、ちゃんと踊れたのかな？エースくんは余裕そうだったけど、デュースくんは…………)
デュ“あ……わ………わわわわ！”
(凄く顔が真っ赤だったけど、緊張してたのかな………？ふわあ………ねむい………ちょっと寝よう………)
すぅ………すぅ………
小“ミスコン、拳藤が1位になれたらいいね！”
コクリ
雄英高校の文化祭まであと数日、劇の準備をしていた言葉は小森に言われて頷いた。
Ｂ組の委員長でしっかり者で男勝りな部分もあるが、顔立ちは可愛らしい拳藤にはぜひミスコンに優勝してほしいと思う。
すると、彼女の脳裏にある人物が思い浮かんだ。
“八百万さんはでなかったんだ………”
小“八百万？Ａ組の？”
コクリ
八百万は同じ1年生でヒーロー科に在籍する女子生徒。
クラスは違うが中学生時代、互いに財閥の娘としてお披露目パーティーなどに参加をして知り合った仲だ。
彼女は頭も良く個性も有能で、何より高校生とは思えない程の美貌を持っている。
大人びて綺麗な顔立ちに抜群のスタイル。
言葉はなぜ彼女がミスコンに参加していなかったのか不思議に思い首を傾げていた。
小“確かに八百万も美人だもんね、ミスコンに参加してもおかしくないよ”
コク、コク
小“まあ、もしかしたら物間の妨害もあったかもしれないけど八百万自身が参加したくないって言ったのかもね。言葉ちゃんみたいに”
“？”
小“ふふ、なんでもな〜い♪”
あんなに綺麗なのにミスコンの声がかからなかったのかと首を傾げていると、小森の言葉を聞き最後の辺りで首を傾げる。
対して小森はどこか楽しそうに口笛を吹き、ルンルンとスキップしながら先へ進んでいく。
そんな彼女がさらに不思議に思いつつも言葉は後をついていくのだった。
「すぅ………すぅ…………」
ゆさゆさ
ユ「コトハちゃん？コトハちゃーーん」
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本気と描いてマジと読む - レオナが女じゃなくてちゃんと女性って呼ぶの育ちの良さ感じる (3月16日 22時) (
レス) @page34 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 最初から最新話まで全部読んでとても面白いです特にジェイドとの掛け合いが好きで早く自分の気持ちに気づいて欲しいです、今後ジェイドって出てくる事ってないのでしょうか？それとイベントなどのお話はでないのでしょうか？これからも更新頑張って下さい！ (12月27日 14時) (レス) @page47 id: 03fc316121 (このIDを非表示/違反報告)
めめ - 最初から最後まで読み切ってきました。所々(名前)になってないミスがあったり、誤字脱字等ございましたが、主人公との出会いの描写やヒロアカとの絡め方が大変興味深かったです。更新応援してます (5月14日 11時) (レス) @page10 id: 700750cf11 (このIDを非表示/違反報告)
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