episode.374 ページ35
対してルークは皆の表情が見えていないのか、またはわかっている上なのか相変わらずニコニコしながら話を続けた。
ル「3日後の放課後、ポムフィオーレのボールルームでオーディションを行う。忘れずに来てくれたえ」
4人「はーい」
コクリ
レ「おい、いつまで俺の席の周りでウロチョロする気だ。さっさと散れ」
ル「そうだ、レオナくん！キミも『ＶＤＣ』のオーディションに出場してみたいかい？身体能力は申しぶんなし。キミの体格ならきっとダンスも映えるはずだ。よく響く声も素晴らしい、獅子が歌う姿は夕焼けの草原でも見かけたことがないけれど、きっと迫力があるに違いないね」
(確かに……レオナ先輩が出たら凄く注目を浴びそう)
レ「そんなお遊戯会、誰が出るか。しかも、あの口うるせぇヴィルがいるんだろ。絶対にお断りだ」
ルークや言葉が称賛する中、レオナは渋い顔をしてヴィルの顔を思い浮かべながらそう答えた。
だが、そこで止まるルークではない。
ル「都会的な美を持つヴィルと野性的な美を持つレオナくん。趣が異なる美の競演、実にトレビアンだね！」
レ「チッ。本当に他人の話を聞く気が微塵もねぇなコイツ…………」
(ちょっと見たかったかも………)
ル「おお！もしやコトハくん、君もレオナ君とヴィルの美の競演を共にしている光景を見たかったのかに？それは素晴らしい！」
「！！？」
レ「お前は超能力か」
まさか、自分の思っている事を言い当てられるとは思っておらず目を丸くするのだった。
すると、グリムが教室に飾られてる時計を見て口を開いた。
グ「もうこんな時間なんだゾ、さっさと戻るんだゾ」
エ「あ、本当だ。エントリーの受付も無事に終わったしね」
デュ「ハント先輩、キングスカラー先輩、あざっした！！」
ユ「ありがとうございました」
ペコリ
ル「大会当日を楽しみにしているよ」
レ「ZZZZZZZZ」
(いつの間にか寝てる！？)
皆でルークとついでにレオナに礼を言うと、ルークは終始嬉しそうにニコニコしながら皆に手を振りレオナに関してはいつの間にか机にふして寝息をたてて眠っていたので言葉は驚いた。
こうして、なんとかエントリーは無事にでき3日後のオーディションの日まで特訓するのだった。
3日後、オーディション当日。
開催場所であるポムフィオーレ寮の談話室には体操着に身を包んだ生徒で溢れていた。
ユ「わあ、たくさん人がいるね」
コク、コク
グ「ふな〜…オーディション受けるヤツ」
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本気と描いてマジと読む - レオナが女じゃなくてちゃんと女性って呼ぶの育ちの良さ感じる (3月16日 22時) (
レス) @page34 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 最初から最新話まで全部読んでとても面白いです特にジェイドとの掛け合いが好きで早く自分の気持ちに気づいて欲しいです、今後ジェイドって出てくる事ってないのでしょうか？それとイベントなどのお話はでないのでしょうか？これからも更新頑張って下さい！ (12月27日 14時) (レス) @page47 id: 03fc316121 (このIDを非表示/違反報告)
めめ - 最初から最後まで読み切ってきました。所々(名前)になってないミスがあったり、誤字脱字等ございましたが、主人公との出会いの描写やヒロアカとの絡め方が大変興味深かったです。更新応援してます (5月14日 11時) (レス) @page10 id: 700750cf11 (このIDを非表示/違反報告)
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