episode.365 ページ26
3人「「「よろしくお願いしまーす！！！」」」
カ「おう！一緒に頑張ろうな！」
ジャ「ったく、調子のいい奴らだ………まあ、いいだろう。ただし、優しい教え方は期待するなよ」
エ「余裕でしょ、スパルタにはウチの寮長で慣れてるし」
デュ「ビシバシオネシャス！」
(スパルタ………)
エースの言葉を聞き、言葉はウギィイイ！！と顔を真っ赤にして怒り狂うリドルを想像する。
すると、ジャミルが周りを見渡しながら口を開いた。
ジャ「それじゃあ、引き上げる前に使ったフロアの整備だ。倉庫からモップを取ってこい」
3人「「「はーい」」」
タッタッタッタ！
(あ、カリム先輩が行っちゃった……)
ジ「カリム、お前はしなくていい……はぁ」
ユ「相変わらずジャミル先輩、大変そうだね」
コクリ
なぜかエーデュースコンビと共に元気な返事をしてモップを取りに行くカリムにジャミルがため息をつくのを見て、ユウと言葉がそんな会話をしていると1つの足音が響いた。
コツコツ……
ア「ああ、よかった。ここにいらしたんですねジャミルさん」
ジ「アズール？」
ユ「アズール先輩、こんにちは」
《こんにちは》
ペコリ
ア「おや？ジャミルさんだけでなくユウさんにコトハさんまでいたんですね。コトハさん、あれから体調の方はどうですか？」
《あの時はありがどうございました、あれからは体調を崩してません》
ア「お礼なんていいですよ。僕とコトハさんの仲じゃありませんか」
スッ
ジ「どんな仲だ。軽々しく彼女に近づくな」
ア「な！」
「！」
言葉の返事に満足そうにするアズールが彼女に手を伸ばしたのを見ていたジャミルは、2人の間に入りそうきっぱり言う。
突然の事にアズールも言葉も目を丸くした。
だが、アズールは冷静に眼鏡のブリッジをあげながらニッコリ笑った。
ア「嫌ですね、ジャミルさん。まるで僕が裏があってコトハさんに近づいているみたいじゃないですか」
ジ「実際、何かしらの下心はあるだろ？よく教室でぼやいているのを聞くぞ」
ア「(チッ！どうやったらコトハさんともっと仲良くなれるか計画を立てていたのを聞かれてたか！)普段はあまり関わらないようにしているくせに僕の小言を聞いていただなんて、何だかんだ気になってくださっているんですね！」
ジ「都合のいい頭をしているんだな。いつまでもおめでたい奴だ」
バチバチバチバチ！！
「！？！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
本気と描いてマジと読む - レオナが女じゃなくてちゃんと女性って呼ぶの育ちの良さ感じる (3月16日 22時) (
レス) @page34 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 最初から最新話まで全部読んでとても面白いです特にジェイドとの掛け合いが好きで早く自分の気持ちに気づいて欲しいです、今後ジェイドって出てくる事ってないのでしょうか？それとイベントなどのお話はでないのでしょうか？これからも更新頑張って下さい！ (12月27日 14時) (レス) @page47 id: 03fc316121 (このIDを非表示/違反報告)
めめ - 最初から最後まで読み切ってきました。所々(名前)になってないミスがあったり、誤字脱字等ございましたが、主人公との出会いの描写やヒロアカとの絡め方が大変興味深かったです。更新応援してます (5月14日 11時) (レス) @page10 id: 700750cf11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
