美貌の圧制者 175 ページ42
カリムは一瞬顔をしかめて難しい顔をしていたが、すぐにジャミルに礼を言う。
ジ「ったく、黙っていればネージュ1人の犠牲で済んだかもしれないのに。余計なことを……」
「いや、そこにカリム先輩を添えていれば犠牲が2人に」
ジ「その手があったか！」
カ「ジャミル！？」
ジ「冗談だ」
カ「じょ、冗談？……はあ、よかった」
ル「マーベラスだ、ジャミルくん。キミの鋭い瞳はカリムくんのどんな小さな違和感すら見逃さない。従者の枠を超えた深い絆……実にボーテ！」
ジ「やめてください。そんなんじゃなくて、ただの経験の蓄積です。だいたい……このままじゃ、せっかくイメージを回復させようとした俺の計画が、台無しになるだろうが！」
「………………ハッ」
ジ「なんで今、鼻で笑った？何か文句あるのか？あ？」
ギチギチギチギチ！
カ「2人とも〜！こんな時に喧嘩はやめろよ〜！！」
ルークの言葉をはねのけ、色々本音をもらすジャミルにAが鼻で笑うと彼は彼女の頬を思いきり横に引っ張る。
あまりの光景にカリムが涙目で止めようとすると
エ「ジャミル先輩！」
タッタッタ！
エ「言われた通りコロシアムに残ってた関係者は適当な理由つけて全員避難させたけど……いや何してんすか！？」
ジ「ありがとう……後はこいつを消したら完璧だ」
エ「落ち着いてジャミル先輩！そいつ何しても消えないと思うんで！！」
走ってきたエース、デュース、エペルとエペルの肩に乗っているぴぃ助。
エースは彼らに駆け寄ったと同時にジャミルとAの光景を見て思い切り突っ込んだ。
エ「て、突っ込んでる場合じゃなかった！誰もいないことを確認して、最後にオレらが外に出ようとしたら、紫色の霧がこのコロシアムを覆っちゃってて」
デュ「あの霧、触っただけで肌が焼けるように痛くなってとても突っ切れなかった……」
エペ「一体、なにおごっちゃんだ？」
ぴ「ぴぃ〜………」
「よく聞けえ！お前ら！！今からルーク先輩から大事なお話がある！ルーク先輩どうぞ！！」
エ「その説明いる？」
ル「紹介ありがとう、Aくん。実は…
3人「「「えぇっ！？」」」
ぴ「ちょれってなにがたいへんなの？」
グ「オメー呑気過ぎるんだゾ！！」
ジ「詳しい説明は後だ！来るぞ！」
ゴロゴロゴロゴロ……
ドガァアアアアアン！！！
3人「「「うわぁっ！！」」」
突然、けたたましい音が
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アイオラ(プロフ) - だいちゅき…続き楽しみです‼︎ (2023年4月2日 7時) (
レス) @page29 id: 16c3024cd1 (このIDを非表示/違反報告)
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