歪みの国の少年少女 14 (ページ13)

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美貌の圧制者 146 ページ13

ト「双子の存在込みで独特な空間だったな……」

グ「結局どんな部活か、よくわかんなかったんだゾ」

「もぐもぐ」

ぴ「もぐもぐ」

グ「コイツらはコイツらでぶなしめじを食べてるし………」

リ「規律を乱す活動をしていないなら、なにも問題はない。早く次に行こう」

「サーイエッサー！！」

ビクッ！
リ「！？」

双子に絡んで疲れたのか、リドルは気を引き締めなおしては移動しようとするとAが大きな声を出し、敬礼しながらリドルの前に立つので彼は驚くのだった。

ーサイドストリートフェスティバルー

ざわざわ

グ「まだ開場前だってのに、すげえ人なんだゾ！」

次に移動してきたのはサイドストリート。
マジフト大会の時のようにたくさんの人で溢れており、所々で出店から良い香りがただよってくる。

ト「全国魔法士養成学校総合文化祭は、その名の通り全国の高校生が集まる芸術祭だからな。関係者だけでも、かなりの人数にのぼる」

ぴ「ぴぃ〜………」

ピトッ

リ「！……ぴぃ助？どうしたんだい、ボクにくっついてきて」

ト「もしかして、普段見ない人間が溢れているから怖いのかも知れない。ぴぃ助は学園から出たことはないしマジフト大会の時はまだいなかったから」

グ「にゃはは！ぴぃ助、ビビってるんだゾ」

ぴ「ぴー…にーちゃのばか！！」

グ「誰がバカなんだゾ！！」

リ「コラ！喧嘩はおよし」

ジリリリリ♪

放送『みなさま、大変お待たせいたしました。ただいまより全国魔法士養成学校総合文化祭を開催いたします』

ワァッ…………パチパチ……………！

ドドドド…………

女「『ボーカル＆ダンスチャンピオンシップ』の会場パープルステージってどっち！？」

男「キャンセル枠の当日券の待機場所どこ！？」

女「生ネージュくん、早く会いた〜い！」

女「キャー！ここがヴィル様の通ってる学園！？すご〜い、マジカメにアップしよっと！」

ぴ「ぴぇえええ！！？」

リ「ぴぃ助！？」

文化祭開始の放送が終わった瞬間、雪崩のように押し寄せてくる人を見てぴぃ助は思わず発狂しそんなぴぃ助を見てさらに驚くリドル。
すると

セ「おい人間！！！走るな！！！そして歩きスマホをするな！！！」

シ「当日券の抽選は、先着順ではありません。スタッフの指示に従い、落ち着いて並んでください」

グ「な、なんなんだゾ、あの客の大群は！？」

リ「おそらく、ヴィル先輩とネージュ・リュバンシェとやらのファンだろう」

ト「世界的に人気があるのは」