真紅の暴君 33 ページ34
グ「ふなぁああ！不味いタルトは食いたくねえんだゾ！！」
「先輩…オイスターソース……」
ト「なんか……ごめんな」
トレイとしては軽い冗談のつもりだったが真顔で「先輩」と「オイスターソース」と呟き男3人に必死に止められているのに微動だにしないAとこれ以上色々と邪魔されてたまるかといわんばかりに必死にAを押さえ込む3人にトレイは心の底から謝罪するのだった。
ト「次に生クリームを………あっ！」
エ「どーしたんすか？」
ト「混ぜる生クリームが少し足りないな」
デュ「僕、買ってきますよ。学内の購買部で売ってますか？」
ト「あの店、だいたい何でも揃ってるから置いてると思うぞ。ついでに他にも買い出し頼んでいいか？牛乳2パック、卵2パック、アルミカップと果物の缶詰5つと……」
「デザート系ですね」
ト「ん？今俺達、デザート作ってるんだよな？」
デュ「1人じゃ持ちきれそうにないな、A一緒に来てくれるか？」
「仕方ない、さびしんぼうデュース君のお手伝いをしてやろう」
デュ「誰がさびしんぼうだ！！たくっ……」
グ「オレ様も行くんだゾッ！もう粉をマゼマゼするの疲れた〜！」
ー購買部ー
「『Mr.Sのミステリーショップ』？」
デュースとグリムと共に学園の購買部に来たAだったが店の看板に書かれていた名前を呼びながら首を傾げる。
見た目は古い木造の家だが中に入ると様々な物品が置かれておりその数の多さに目を見開く。
デュ「すいませーん……って、スゴい店だな。髑髏の水晶に魔術書……これ、なんの剥製だ？」
グ「うわ〜本当に生クリームなんか置いてるのか？」
？「Hey！迷える小鬼ちゃんたちご機嫌いかが？ようこそMr.Sのミステリーショップへ。今日はなにをお求めかな？」
グ「ふなっ！？ビックリした〜………」
品物の種類に驚いていると、店の奥から褐色肌の陽気な男が現れA達を歓迎する。
彼こそ購買部の店主であり、Mr.Sことサムであった。
サ「秘境のお守り？古代王のミイラ？それとも呪いのタロットカード？」
「全部で」
デュ「違います！このメモに書いてる物をお願いします！！」
サ「なになに？生クリームと卵と……これまたSweetなラインナップだ」
「なぜわかった？」
サ「これでSweetじゃなかったらなんなんだい？ふむふむ、OK！今出してくるよ」
デュ「おぉ…本当にあるのか」
サムはメモを見ると店の奥へ入っていき、しばらくすると大きな袋を2つ運んで戻ってきた。
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零(プロフ) - これって、記憶が戻ったりしないんですか？ (2022年8月8日 16時) (
レス) @page1 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - ここさん» ここさん、こんにちは(*´ω｀*)早速読んでくださったんですね！ありがとうございます！！私ももう１度ここさんの小説読み返してます（笑） (2021年4月22日 12時) (レス) id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - るーるるさん、先日は作品にコメントくださいましてありがとうございました^ ^このお話、とっても面白いです！会話のテンポも良くて、面白くて^ ^まだ途中までしか読めていませんが続きが楽しみです^ ^お互い頑張りましょう♪ (2021年4月22日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - 推しに会いたい？さんありがとうございます！これからもそんな感じで頑張っていきますので応援よろしくお願いします！！ (2021年3月4日 19時) (レス) id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
推しに会いたい?(プロフ) - ケイトくんのシーンが面白かったです。着ぐるみも含めて←頑張ってください！ (2021年3月4日 18時) (レス) id: be69859924 (このIDを非表示/違反報告)
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