菊姫短編小説,ストロベリーナイト (ページ4)

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ナデナデ2 ページ4

ついには、
あ、あれ出来ますかね？
あのCMの！
なんて言って髪の毛で遊び始めた。

キツめの性格をしてるせいか、普段人に髪を触られたり
撫でなれたりする機会がないため、姫川はどうしていいか
わからず固まっていた。

「主任？」
「…へ？」
「どうかしましたか？」

心配そうに覗き込みながら、
頭を撫でてくる。

「ん、撫でられたこと
ないからどうしていいか
わかんなくて」

菊田がきょとんとした顔で
目をぱちくりさせる。

「あ、すっすいません！
俺ちょうど主任と同じくらいの妹がいてつい…」
「何よ？あたしは妹的存在なわけ？」

少しむくれて言ってみる。

菊田がそんなつもりで
言ったのではない事くらい
わかっていたが、
どうしてもこの微妙な関係
だとそう突き放されてる
ように聞こえてしまうのだ。

「あー、もう。可愛いこと言わないで下さい///」

ぐしゃっとそれまでよりも
強く頭を撫でられる。

「ちょ、なにす…」

なにすんの、と言おうと顔を
上げると触れるだけのキスをされる。

「今日はこれで我慢しますけどね、いいですか主任！
次そんな可愛いこと言ったら襲いますからね！」

真っ赤な顔で菊田が言ってくる。

「そんなに顔が赤いクセに」

そう言ってこちらからお返しのキスをしてやる。

「っ！///」
「ほら！書類整理行くわよ！」
「えっ、ちょ主任！まっ…」

真っ赤な顔の菊田が可愛い
から本当は内心すごく
恥ずかしかったのは黙っておこうと決めた姫でした。

チャンチャン←

なんかオチが決まらなくて無理やり終わらせてしまったのでなんか意味わかんないですね(T_T)

　