百二十七話 ページ35
貴)「えーっと、確かこの辺に…」
どうも、Aです。ただいま私はインフランスでございます。
なぜかって？
フランスのところに会議に行くと言って出かけたスペインが仕事道具一式入ったカバンを机の上におきっぱだからです。
貴)「さすがフランス。きれいだな〜」
フランスの町並みはほんとに綺麗だ。
貴)「たしか、ここを曲がったらすぐだっけ？」
記憶をたどりながら道を進んでいくとフランスの家が見えた。
貴)「おおー、懐かしい」
見慣れた光景を前に思わず声が出た。
そのままずんずん家の前まで行き、インターフォンも鳴らさずに扉をあけて中に入った。
そのままリビングに直行する。
貴)「勝手にお邪魔してまーす。スペインが仕事道具一式忘れてったので届けに来ました〜」
突然私が来たものだからその場に居た人全員がこちらを見る。
リビングにはスペイン、フランス、さらにプロイセンとイギリスとポルトガルがいた。
なんだこの珍しいメンツ。
仏)「Aちゃん。き、きてくれたならノックしてくれればよかったのに」
西)「あ、A〜。届けてくれておおきに」
スペインが笑顔でカバンを取りに来た。が…
いや、怪しいでしょこいつら。
わかってる。この人達が少しきょどっているときがどんな時か。
絶対になにか企んでる時だ。
貴)「あの…なんか隠してません？」
西)「そ、そんなことあらへんよ！なあイギリス！」
英)「ああ、ただの会議だしな」
確定、絶対になんか隠してるな。
じゃなきゃスペインが兄さんに話をふるはずないし。
葡)「おー、Aやん。久しぶりやなあ」
貴)「ポルトガルさん！お久しぶりです」
スペインに顔がそっくりのポルトガルさんにぺこりと頭を下げた。
最後にあったのはいつだったっけ。300と何年前かな？
貴)「あって早々で申し訳ないんですけどスペインなんか隠してませんか？」
葡)「ああ、あいつなあ、さっき…
仏)「Aちゃん！ちょっとお兄さんこないだAちゃんに新しい服作ってあげたから着てこようか！！」
貴)「え、ちょ、私まだ話してて…
言い終わる前に手首をがっしり掴まれてそのままフランスの部屋に連れていかれた。ってかこの人なんでこんな力あんの？！
すごい勢いで部屋に入れられて鍵を閉められ
仏)「クローゼットに入ってるから着て！着たらおにいさんに言って！」
といわれた。
これは着るまで出してもらえないだろう。
仕方無しに着ることにした。
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ミーヒュン - 読み終わった時の脱力感が凄いですwできれば結婚式のお話しも見てみたいです！無理言ってすいません…でもとっても面白かったです！ (2018年1月5日 13時) (
レス) id: b9f8ebbe78 (このIDを非表示/違反報告)
ミサ(プロフ) - 夜な夜なこのお話を見つけ、寝ることも忘れ一気に読んでしまいました…。なんというか、「愛って素晴らしいなぁ…」と思いました(笑)これは普通の話としても本当に素晴らしいと思いました!!こんな素敵なお話をありがとうございました!><* 長文失礼しました!! (2016年7月23日 1時) (レス) id: 69e5030aaf (このIDを非表示/違反報告)
艦これ好きのクソ提督 - なんだ…ただの神でしたか……((血涙&鼻血 (2016年2月1日 3時) (レス) id: 51475e2470 (このIDを非表示/違反報告)
キクハル@(プロフ) - ｍａｋｉさん» 兄ちゃんが暴走しても抑止力(英＆洪)がいるから！ (2015年9月22日 8時) (レス) id: 45457549ea (このIDを非表示/違反報告)
キクハル@(プロフ) - いさべるさん» 親分かっこいいですよね！ (2015年9月22日 8時) (レス) id: 45457549ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キクハル@ | 作成日時：2014年10月22日 22時
