【○○○】悪友保護国の私はトマト一家にお世話になってます3

百十八話 ページ26

貴)「おわっっったぁぁぁぁあ！」

ペンを投げて机に突っ伏した。疲れた！私よくがんばった！

英)「こっちも終わったぞ」

貴)「ほんっっとにありがとうございました！！」

資料をまとめて紙袋の中に入れる。この量を一晩で……私本当によくやったなぁ。しみじみ思った。

机の上の時計を見ると、5時半をさしている。久々の徹夜作業はすっごい疲れた。

英)「おいA、お前ちょっと寝てこい」

貴)「へっ？大丈夫ですよ、なんか徹夜でテンション上がって逆に眠くないんで…ってのわっ！？」

兄さんに返答していたら目の前が歪んだ。そのままこけそうになるところを兄さんが肩をつかんで助けてくれた。

英)「んなフラフラした状態で言っても説得力ねえよ。今からなら2時間くらい寝れるからそこのソファーででも使って寝ておけ」

そのままソファーに誘導される。座ると突然眠気が襲ってきた。

貴)「でも……みなさんそろそろ……起きてきますし…あさ、ごはん…」

英)「朝食なんて俺とそこにいる髭でやるから寝ておけ」

…なんかそれ寝なくても死亡フラグたちそうなんですけど。てかフランスさんずっとそこで伸びてたんですね、ご愁傷様です。じゃあ後の命はフランスさんに任せます。

貴)「わかりました…じゃあちょっとだけ…寝ます……でもちゃんと起こして、ください……ね……」

そのまま私は寝てしまった。

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