百六話 ページ13
貴)「というわけで、どうしましょうか！」
英)「どうしようじゃねえ！なんでンなことを当日に思い出すんだお前は！」
貴)「仕方ないじゃないですか！偉い人たちはなんか噴水作る予算のことで言い争いしますし！難しくてつまんないスピーチの練習ひたすらさせられますし！すんごい疲れてたんですよ！」
英)「だからって式典の服が当日にないからって人の家午前三時に押しかける奴がいる馬鹿がどこにいるんだよ、馬鹿！」
貴)「どう考えてもあなたの目の前にいるじゃないですか！」
英)「開き直ってんじゃねえ！」
というわけで、ただいま私はイギリスさんの家に来ています。
いやね、寝る前に思い出したんです。
え、寝た時間？
2時です。
英)「私服でスカートとかないのか？」
貴)「あったらこんな時間にこんなこといいにきてません。」
英)「だよな、聞いた俺がバカだったよ。」
貴)「目に見えてガックリしないでください。今までの建国記念の日とかは民族衣装きてましたし。」
英)「あー、おまえ俺とあった時もTシャツにズボンだったもんな。」
貴)「農業国なのでしかたないんですよ。」
英)「はぁ…ちょっと待ってろ。」
そう言うとイギリスさんは部屋を出て行った。廊下で誰かと話してるみたいだ。
こんな時間にまだ人いるのか。
って人のこと言えないか、私。
何かを話し終えたのか、イギリスさんはまた戻ってきた。
英)「よし、友達にお願いしたから明日にはできてると思うぞ。」
貴)「本当ですか！ありがとうございます！」
英)「よし、じゃあ寝るぞ。」
貴)「…え、なんでですか？」
英)「寝ないとあいつは仕事してくれないんだよ。」
………なんだその変な友達。
なんだか似たような靴屋の童話をきたことがあるけれどまあいいや。
貴)「わかりました。じゃあ寝ましょう。」
英)「よし、お前は俺のベッドで寝ろ。俺は床で寝る。」
貴)「却下です。」
英)「なんでだよ！」
貴)「私が床で寝るのでイギリスさんがベッドで寝てください！」
英)「駄目だ。」
貴)「逆になんでですか！」
英)「レディを床で寝かすなんて英国紳士として許されないからな。」
英国紳士めんどくさい！
貴)「なら……一緒にベッドで寝ましょう！」
英)「はあっ？！」
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ミーヒュン - 読み終わった時の脱力感が凄いですwできれば結婚式のお話しも見てみたいです！無理言ってすいません…でもとっても面白かったです！ (2018年1月5日 13時) (
レス) id: b9f8ebbe78 (このIDを非表示/違反報告)
ミサ(プロフ) - 夜な夜なこのお話を見つけ、寝ることも忘れ一気に読んでしまいました…。なんというか、「愛って素晴らしいなぁ…」と思いました(笑)これは普通の話としても本当に素晴らしいと思いました!!こんな素敵なお話をありがとうございました!><* 長文失礼しました!! (2016年7月23日 1時) (レス) id: 69e5030aaf (このIDを非表示/違反報告)
艦これ好きのクソ提督 - なんだ…ただの神でしたか……((血涙&鼻血 (2016年2月1日 3時) (レス) id: 51475e2470 (このIDを非表示/違反報告)
キクハル@(プロフ) - ｍａｋｉさん» 兄ちゃんが暴走しても抑止力(英＆洪)がいるから！ (2015年9月22日 8時) (レス) id: 45457549ea (このIDを非表示/違反報告)
キクハル@(プロフ) - いさべるさん» 親分かっこいいですよね！ (2015年9月22日 8時) (レス) id: 45457549ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キクハル@ | 作成日時：2014年10月22日 22時
