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〆
海人「廉！このあとスピーチなんでしょ？」
廉「海人と話したいって女子いっぱいいるから相手して。」
海人「えー、はーい。
Aちゃん、楽しかったよ！！ありがとね！！また話そうねー！！」
『あ、はい！！ありがとうございました！！』
にこやかに手を振って女の子の集団に入っていく海人さん。
その姿に私も慌てて手を振り返す。
こう見ると、やっぱり別次元の人間なんだなぁ。
廉「ずっと海人の相手してくれてたみたいで、ありがとうございます。」
『え…？いえいえ！そんな！！
私が相手して貰ってただけなので！！』
海人さんからくるっと向きを変えて、私を正面に見据えて話し出す。
あ、これ、また私逃げられない。
廉「パーティー楽しんでいただけてますか？」
『あ、はい！海人さんと話してるの本当に楽しかったので！！
それに、食べ物も本当に美味しいものばかりで！！』
廉「…ふはっ笑」
『え？』
大真面目に答えたつもりが、
目の前の彼は、真面目な表情から一転して、口角を緩ませて笑い出す。
あれ、私なんか変なこと言った？？
海人さんともぐもぐ美味しいもの食べながら話してるの本当に楽しかったよ？
でも、ずっと見せてくれてた爽やかスマイルとは違う笑顔に、ちょっとだけキュンとした。
廉「いや、すみません。笑
食べ物の話出してくる女性あまりいらっしゃらなかったんで、珍しいなと思って。」
『あ、そうですよね、あはは…。』
笑いを抑えながらも抑えきれてない彼に苦笑を浮かべる。
食い意地出しすぎた。
言われた瞬間、たしかに。って思って反省したよ、私。
ここに来てから、海人さんと話すことと、食べることしかしてない。
執事「廉様、そろそろお時間です。」
廉「あぁ、今行く。」
慣れた様子で呼びに来た執事をあしらってる、この目の前の光景。
…廉様だって、廉様。
執事さん連れてるってよっぽど凄い立派な地位のお方なのでは…。
うーん…。ってそんなこと考えてると、
肩をポンッと軽く叩かれて、ハッとした。
廉「では、僕はこれで。
…楽しんでな。」
その最後の優しい笑顔が
なぜだか私の心に鮮明に残った。
〆
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みさりん - 嵐ファンですがきんぷりも大好きです (2019年7月12日 19時) (
レス) id: 15ade12b63 (このIDを非表示/違反報告)
李恋-ﾘﾚﾝ-(プロフ) - いちごみるく。さん» 可愛いですか！？初めて言われました！嬉しい(^-^)笑シンデレラガールの世界観っぽくなってたら嬉しいです◎ (2018年5月10日 21時) (レス) id: f803bf6e05 (このIDを非表示/違反報告)
李恋-ﾘﾚﾝ-(プロフ) - さくらさん» そんなに好きになってもらえて嬉しいです！笑ありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年5月10日 21時) (レス) id: f803bf6e05 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく。(プロフ) - この作品凄く可愛いくて大好きです！シンデレラガールを流しながら読んでます！！これからも更新楽しみにしてます。 (2018年5月9日 18時) (レス) id: 6ca3ba1c3c (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 何回評価おしても足りないぐらいです…笑今読んでる中で一番好きなやつです！更新頑張って下さい!! (2018年5月5日 3時) (レス) id: 83d52a6862 (このIDを非表示/違反報告)
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