貴方のそばにいさせて（王室教師ハイネ）

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頭を打った日から気分が重い


こんなの初めて．．．


もうあの日のことは思い出したくもないのに


そんなことを考えていたら、いつの間にか大広間の入り口に立っていた


試しにドアを開けてみる


そこには


レ「なぜだ．．．ゔぅ．．．」


リ「レオ兄５点だ〜」


ブ「リヒトやめろ！レオンハルト大丈夫だ自分が教えよう」


レ「兄様(´;ω;｀)」


カ「．．．（ナマエ）どうかした．．．？」


貴『何でもない．．．ちょっと気分が．．．重いだけ』


ハ「本当に大丈夫ですか？」


貴『うん．．．だい．．．う．．．』


何だろ．．．眩暈がする．．．







ハ「大丈夫って．．．しばらくの間テストの復習などをしていてください。」


ブ「分かりました」









貴『っ．．．ん．．．』


ハ「目覚めましたか」

貴『ハ．．．イネ』


彼は大きなため息をついた


ハ「全く貴方は．．．大丈夫と言いながら倒れたんですよ。」


貴『そう．．．なんだ』



ハ「何かあったんですか？」


貴『．．．ね』


ハ「え．．．？」


貴『いなくならないよね．．．あの時みたいに』


もう嫌だ．．．一人でいるのは

いなくならないで．．．


涙目な私の手をハイネはそっと握った


ハ「落ち着くまで、こうしていますから安心してください」


答えは返ってこなかった


けど．．．


貴『うん．．．うん．．．』


安心したせいで涙があふれだした

ハイネの手は


いつも以上に冷たかった

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