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『神代です。降谷さんはいらっしゃいますか?』

「あぁ、神代か。降谷さんなら、会議室にいるはずだ。」

『そうですか。失礼しました。』


話ってなんだろ。
なんかやらかした?

と考えながら扉をノックした。

『失礼します。神代です。』

「入れ」

『降谷さん、お話とはなんでしょうか』

「今週、パーティが開かれる。それには潜入中の組織も関わっているものだ。そこに君が潜入してほしい。

もちろん、俺のパートナーとして、だ。
そこで、バーボンとして、君を組織に勧誘する。話がうまく進めば君も組織に潜入することになるだろう。」

正直、びっくりして声が出なかった。
マジかよ……。


でも、"殺 し"だけはしたくない。

相手がどんな悪人であったとしても。
まぁ、でも、ハッキングぐらいなら。ねぇ。

自分の手は汚したくない。
でも、公安に入っているから違法捜査だってしてるからもう汚れてるよね。




でも、人としての1線は越えたくない、なぁ。


はは。
と心の中で乾いた笑みをこぼした。

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作者名:ゆきどけ | 作成日時:2018年5月31日 0時

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