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『はい、もしもし。』

《俺だ。急だが、仕事が入ったから、今日の5時に登庁してほしい。》

『了解です。』

《あぁ、よろしく頼む。あと、私服で大丈夫だ。梓さんと買い物に来てるだろ?その帰りで大丈夫だ。》

『わかりました、では。』

《あぁ。》

プツッと電話が切れる音を確認したあと、私は席へ戻った。

今は4時なので、予定が入ったと言い送っていってから登庁しよう。

『あ、梓さん!このあと用事が入ってしまったんでそろそろ帰りましょう』

「そうなんだ!じゃあ帰ろっか!」

『送っていくんで、ナビお願いしますね!』

「え!?大丈夫だよ!!用事あるんでしょ?」

『まだ、少し余裕あるんで大丈夫ですよ!それに近いですし!』

「うーん……じゃあ、お代は払うから送ってもらってもいいかな?」

『……まぁ、梓さんを送らせてくれるなら!』

「じゃあ払って来るね!表で待ってて〜!」

『はーい!』

やっぱり梓さんは優しいなぁ………!
それより降谷さんの用事のほうが気になるな……

そういえば書類溜まってたから片付けないと。
明日から3日間ポアロは休みをもらってるから、その間に終わらせよう。

そんな感じで考えてると梓さんが出てきた。

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作者名:ゆきどけ | 作成日時:2018年5月31日 0時

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