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城木澪宅。

なんだか落ち着かないな……

と、部屋を見回すとほとんどの家具がピンクと白だった。
いかにも女の子の部屋だ。
神代澪の家はモノトーンの家具が多くシンプルだった。だから落ち着かないのだ。


はぁ。

こんなことでやっていけるのかとても心配だったが、頑張ろうと思った。


『さぁ、まずは挨拶に行かなきゃ。』

一軒一軒回っていく。

ついに、最後の一件。
安室透こと降谷さんの家だけになった。

ふぅ。少し心臓を落ち着かせ、インターフォンをならした。


『安室さんでしょうか?』

「はい…、そうですが。」

『隣に越してきた者です』

「あぁ。今行きますね。」

あくまでも普通の会話をする。

ガチャ

「立ち話も何なので上がってください。」

『じ、じゃあお言葉に甘えて。

失礼します』

そうして、ミーティングが始まった。

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作者名:ゆきどけ | 作成日時:2018年5月31日 0時

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