私ＶＳバレー部

山「え、あ、か、かかかわ可愛いらしいお方です」『ありがと！なんか、元気で威勢がいい　あと、根性有りそう！！』山「……」『そんな、かたくなんなくていいっすよ？？』 ページ42

及川ｓｉｄｅ
部室内に入ってきたAのお母さん



綺麗だなぁ




「えっと、Aの母です」



及「主将の及川です
突然なんですが、Aはどこにいるんですか」




悲しそうに瞳を閉じる



その姿が本当に、Aに似ている




「私からは何も言うことは無い
それをあの子は望んでいないのよ」






及「そう、ですか…」




A、お前を何を考えてるの？






「ただ、これを渡しとけって言われたのよ
あと、及川君
約束守れなくてごめん
って…」








及「そう、ですか」




「…私も、もうそろそろ東京にいくの
あの子はもう、宮城には戻ってこないわ」





及「っ…ひとつだけ
ひとつだけ質問させて下さい」




「どうしたの？」




及「Aは、俺達が嫌いだったんですか？」





「嫌いなら、あの子はここまでしないわ」





さようなら、と言って部屋から出て行くAの母さん




机の上には、俺達宛の手紙




岩「読めよ、及川」





及「う、ん」

福「……」『え？まじ？？運動出来そうって、思ってたの？？あんまり得意じゃないよ〜私はなんか、無口だなぁって印象』福「……」『え？駄洒落好きなの』全〈何で、話せてんだよ！！〉→←孤「コンビニスイーツの女王　あと、いい人」『あと、ってなに？！！うーんなんか、意外と熱血？？』孤「ゲームとかする？？」『こう見えて、ゲーム上手いんだよ？このあと、ひと勝負と行こうか』

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